つくもがみ
九十九髪
Tsukumogami
江戸系 | 【英数】六英 【花色】紅 底白ぼかし 平咲き 中輪 【開花時期】6月下旬 |
分類 | : | 江戸系品種の「古花」です。平咲きの六英花ですが、雄しべが花被化して多弁になる個体があります。 |
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花被片 | : | 形状は円形で(6×6cm、5×5cm)、ごく薄い紫色地に、青紫色の脈(筋)が入ります。白色の筋入りぼかしが入ります。基本的には、厚い弁で開花しても水平に伸長して平咲きになります。 |
花柱枝 | : | 小さく、軸方向に立ち上がります。基部はやや薄い赤紫色で白筋が入り、先端部ほど白色です。途中で裂開汁ものもあります。先端部のずい弁はくも手です。花柱枝の間から雄しべが飛び出して、棒状になる個体もあります。 |
備考 | : | 1856年以前に、松平左金吾(菖翁)によって育成された品種です。花径は15cm、花茎長は40〜50cmで花茎が細いです。 |