せんにょのほら
仙女洞
Sennyo no hora
江戸系 | 【英数】六英 【花色】赤紫色 白吹掛絞 鮮やか/中輪 【開花時期】6月中旬 (2023年は6月14日開花 ) |
分類 | : | 菖翁育成の江戸古花です。平咲きの六英花です。 |
---|---|---|
花被片 | : | 円形で花花被片全体が大きく波打ち、花被片は厚い品種です。色はややくずんだ赤紫色の地に、白色の刷毛ではいたような絞りが見られます。アイの周辺は白色でここから刷毛模様が周縁に向かってちりばめられているように見えます。 |
花柱枝 | : | 白色地で、周縁部は赤紫色の覆輪が入り、先端部は2裂開し、丸みがある瑞片が発達しますが、軸方向に立ち上がり、先端部は鋸歯が発達し、内巻きになることもあります。ずい弁もくすんだ赤紫色です。 |
備考 | : | 1849年以前に、菖翁により育成された「菖翁花」であると言われています。花径は20cm程度の中輪花です。赤紫色の地と、白色の刷毛の部分の悪愛は年次変化があります。本学での継続研究でも、下段の3枚のようにやや赤紫色の部分が多いと花全体が薄い赤紫色に見えます。 |