じゃのめがさ
蛇の目傘
Janomegasa
江戸系 | 【英数】六英 【花色】白地に 紅紫筋 【開花時期】6月中旬 2023年は6月8日開花 |
分類 | : | 江戸時代に育成、栽培されてきた江戸系品種で、平咲きの六英花です。 |
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花被 | : | 白地か、淡い紫地でアイは黄色で良く目立ち、その周辺は少し濃い青紫色地になります。弁の基部のアイの部分(黄色の部分)が非常に良く目立ちますが、この部分から花被片先端に向けて筋が流れるように入ります。花被片の形状が細長い楕円形なので、花被片同士には隙間があります。 |
花柱枝 | : | 花柱枝は中心部は青紫色で、水平に展開し、先端部は小さく裂開してずい弁が発達しますが小さく目立ちません。先端部は細かい鋸歯状です。 |
備考 | : | 花被片の基部付近の青紫色、アイの黄色は細長くて目立ち、周縁部にいくにしたがって白地になり、その差が顕著です。 1910年以前に育成された品種で、いわゆる「江戸系」の品種の特徴の一つである、平咲きの花容をしているのでわかりやすい品種です。現在でも、多くの花菖蒲園で見ることができます。 |