れんかく
連鶴
Rennkaku
新花(江戸花容) | 【花容】垂れ咲き 【英数】三英 【花色】白 【開花時期】 本学では2014年に6月23日開花 |
分類 | : | 新花(江戸花容)の品種で垂れ咲きの三英花です。 |
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外花被 | : | 形状は丸弁でやや軸方向に長めになる純白の三英、大輪花です。花被片は垂れて伊勢系の品種のように見えます。先端部はやや内巻きになります。白地で溝のような筋が見られます。 伊勢系のように襞や皺はほとんど認められませんが、大きく波打ちが見られる品種です。先端部にごくわずかですが、紫色の砂子が入ります(目を凝らしてみる程度)。 |
内花被 | : | 内花被片の形状は、さじ状で広く、水平方向に伸長して大きく斜め上に立ち上がります。周辺部は細かく波打っています。特に先端部にいくほど、波打ちが大きく、花被片全体が内巻きになったようになります。なお、目を凝らしてみるレベルですが、青紫色の砂子模様が入る場合があります。 |
花柱枝 | : | 白色で斜め上に向かって大きく立ち上がります。中心部はクリーム色で基部は黄色です。先端部は2裂開してずい弁はさじ状で細長く寝たようになります。若干のくも手があります。 |
備考 | : | 1966年(昭和41年)に牧野善作氏によって育成された品種です。一見すると伊勢系品種と見間違えるような垂れ咲きの、江戸系の品種です。草丈は高く、葉幅は細くやや垂れ気味なので、雨風にはやや弱く倒伏しやすい品種です。 |