みとせまつかぜ
三歳松風
Mitose matsukaze
江戸系 | 【英数】六英 【花色】紅赤紫 【開花時期】6月中旬 |
分類 | : | 紅赤紫色の地に、淡い白色が入る六英の江戸系品種です。 |
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花被 | : | 丸弁で、白色の細かい吹っ掛けたような砂子模様が入ります。この白色の部分はアイの周辺に多いです。この部分から花被片の周縁部に向けて白色の筋が放射状に入ります。先端部までは達しません。なお、アイの黄色は大きく良く目立ちます。 |
花柱枝 | : | 白色で、紅赤紫色の覆輪が入り斜め上に立ち上がります。ずい弁は直立してやや内側にゆるやかに巻いています。2裂に分かれ、爪状で先端部は丸く紅赤紫色です。 |
備考 | : | 江戸時代に育成された古花であるとされています。この品種は本学と明治神宮との共同研究の契約を締結した折に、明治神宮より譲渡されたものです。 |
参考文献 | : | 田淵俊人・平松渚・中村泰基・坂本瑛恵.2008.日本伝統の園芸植物、ハナショウブの特性に関する研究(第3報)明治神宮(林苑)のおける土質および水質について.園芸学研究 7(別2):578. |