玉川大学 学生要覧Webサイト
学生要覧2005
用語集
お問い合わせ
個人情報保護
著作権・リンク
玉川大学・玉川学園総合サイト
学内向け情報ページ

履修案内

経営学部 国際経営学科 履修案内

経営学部一覧に戻る

カリキュラムの特徴

(1) 履修単位下限
経営学部では、各セメスターの履修単位の下限を16単位としています。これは、みなさんが4年間で卒業することを前提に計算された数字に基づいています。
卒業に必要とされる単位数は、玉川大学では124単位と定められています。みなさんは卒業までに8セメスターを過ごすわけですが、セメスター毎に換算すると、最低でも1セメスターあたり16単位程度のペースで単位を修得していかないと、4年間で卒業できないことになります。
さらに、3年次以降は就職活動や進学に向けての勉学に多くの時間を割かなければなりません。学生時代にベンチャー企業を立ち上げようとする人もいることでしょう。こうしたことを考え合わせると、1〜3年の各セメスターに着実に18〜20単位を修得する必要があります。

(2) 必修科目
経営学部の最初の2年間は、科目選択の自由はあまりありません。みなさんには多くの必修科目が用意されています。これらの必修科目は、将来のみなさんの人間形成やキャリアアップを考えた場合に、最低限の基礎科目として学ぶ必要があると考えられるものです。
1・2年次の必修科目を確実に学んでおくことで、3年次以降の専攻科目(発展科目・共通関連科目)の学習が単に楽になるだけでなく、国際経営のエキスパートになろうとする気概や、学問に対する自信がみなさんの中に生まれてくることでしょう。
なお、必修科目は各自指定されたパターンで履修登録を行ってください。
⇒別紙「必修科目の履修パターン表」を参照してください。

参照単位のしくみ
参照履修の制限

卒業要件

経営学部国際経営学科を卒業するためには、以下に示す図表に基づいて、卒業に必要な124単位を修得すると同時に、専攻科目群の累積GPA(科目成績平均値 Grade PointAverage)として、1.80以上を獲得しなければなりません。たとえ124単位以上を修得していても、GPA数値が1.80未満の場合には、一定の条件を満たすまで卒業はできません。
経営学部でGPAが重要視されるのは、単位を修得するだけではなく、みなさんに真の実力を身につけてもらいたい、言い換えれば、中身をともなった形で単位を修得してほしいと考えるからです。現代は以前にもまして、クオリティ(質)が問われる時代です。クオリティの高い学生を社会に送り出してこそ大学は評価されますし、同時にそうすることが、みなさんにとってはキャリアアップの第一歩になります。就職や進学に際し、高評価の成績表に優る武器はないと肝に銘じておいてください。

(1) 卒業必要単位数、およびGPA数値
科目群 必要単位(GPA) 履修条件、および備考



全人教育・FYE科目群 10単位 全科目必修
言語表現科目群 24単位以上
(上限32単位)
4カテゴリーから各4単位以上を修得すること。
社会文化科目群
自然科学科目群
生活関連科目群




導入科目
(専門コア科目)
必修 30単位 全科目必修
必修選択 10単位以上 科目によってはプリリクイジット(先行履修=ある科目を履修する場合、指定された別の科目の単位修得が前もって必要とされること)が課せられている。
発展科目
(専門クラスター科目A群)
30単位 科目によってはプリリクイジット(先行履修=ある科目を履修する場合、指定された別の科目の単位修得が前もって必要とされること)が課せられている。
共通関連科目
(専門クラスター科目B群)
10単位以上 各自の関心に基づき、自由に選択できる。
ただし、科目によってはプリリクイジット(先行履修=ある科目を履修する場合、指定された別の科目の単位修得が前もって必要とされること)が課せられている。
自由選択 10単位以上 各自の関心に基づき、自由に選択できる。注:コア科目の言語表現科目群、社会文化科目群、自然科学科目群、生活関連科目群の中からでも可。
卒業に必要な単位数 124単位以上  
卒業に必要なGPA数値 専攻科目群の累積GPA1.80以上 第8セメスター終了時に、卒業に必要な124単位を満たしていても、GPA数値が1.80未満の場合は、最短1セメスターの卒業延期とする。

(2) 卒業要件GPA数値の算出
卒業要件GPA数値は、専攻科目群の成績評価(点数)を基に算出します。

セメスター末に各家庭に郵送される成績通知書に記載されているGPAは、コア科目なども含めた、すべての科目を対象としたGPAが記載されています。卒業要件となるGPAは、国際経営学科の専攻科目だけで算定されています。

参照GPA計算例

(3) C評価、F評価の再履修
C評価、F評価の科目は、みなさんが希望する場合には、再履修が可能です。再履修によって、以前の評価を上回る評価が獲得できた場合には、以前の評価(C評価、F評価)を上書きし、GPA数値を上げることが可能です。ただし、再履修といえども、セメスターの履修上限20単位を超えることはできません。なお、C評価科目の再履修が認められるのは専攻科目群の科目のみとなります。

(4) 卒業延期の場合の卒業要件
卒業延期となった場合には、卒業延期者のセメスター規定(履修上限:20単位/履修下限:1単位)、および以下のどちらかの条件を満たし得たときに卒業となります。
(1) 卒業に必要な124単位以上を修得した上で、専攻科目の累積GPA数値が1.80以上となった場合。
(2) 卒業に必要な124単位以上を修得した上で、卒業対象セメスター(卒業が決定するセ メスター)における専攻科目のGPA数値が1.80以上の場合。

履修条件と学習継続条件

履修にあたっては、各セメスターの履修条件を満たさなければなりません。セメスター毎に履修条件が設定されているのは、節目にチェックすることによって、みなさんの学習のクオリティ(質)を保てると考えているからです。セメスターの履修条件が満たせない場合、状況に応じて、「注意」や「警告」が行われます。
履修条件と学習継続条件に関しては、以下の図表(1)〜(4)を参考にしてください。

参照警告

(1) 履修アドヴァイスの内容
指導の
種類
担当者 内容












担任
教務主任
学科主任
A:日常のアカデミック・アドヴァイス
(1)履修相談全般(履修方法、科目について) 
(2)履修計画に関するアドヴァイス
(3)履修状況の確認・注意(セメスター修得単位数、累積単位数、累積GPA数値等) 
(4)履修取り消しに関するアドヴァイス 
(5)学習方法に関するアドヴァイス

B:注意指導、警告指導の際のアカデミック・アドヴァイス 
(1)進級、卒業に向けての累積単位数、およびGPA数値の確認 
(2)学習方法、学習姿勢に関するアドヴァイス

担任
教務主任
学科主任
各セメスターで累積修得単位数がセメスター規定を下回った場合、もしくは専攻科目の累積GPAが2.00未満の場合に「注意」を行う。セメスター規定に関しては、以下の(2)の表を参照。また、進度チェックで進級不可になった場合、および卒業不可の場合に「注意」を行う。

担任
教務主任
学科主任
第1〜第8の各セメスターにおいて、修得単位数が履修登録単位数の65%以上修得できなかった場合に警告を行う。ただし、卒業が見込まれるセメスターには警告は行わない。
*卒業延期者に関しては、卒業延期者のセメスター規定が満たせない場合に「警告」を行う。

(2) 各セメスターの履修条件
  履修条件 「注意」「アカデミック・アドヴァイス」の対象者 「警告」の対象者





















(1)セメスター終了時の累積単位数が、下記の単位数未満の学生 (2)専攻科目群の累積GPAが下記の値未満の学生
第1セメスター 20 16 ●コア科目「全人教育・FYE科目群」(必修)10単位
●導入科目(必修)16単位
16 2.00 各セメスターの登録単位数の65%以上を修得できなかった場合(ただし、卒業が見込まれるセメスターには警告は行わない)
第2セメスター 32
第3セメスター 15 ●導入科目(必修)14単位 47
第4セメスター 62
第5セメスター 11   78
第6セメスター 94
第7セメスター 2 109
第8セメスター 卒業不可能な学生
卒業延期者の
セメスター規定
1

(3) 第4セメスター( 2年次)終了時における進度チェック


(4) 学年およびセメスターにおける修得単位の目安
学年 セメスター・学年終了時の累積単位数
1年 第1セメスター 16単位以上 32単位以上
第2セメスター 32単位以上
2年 第3セメスター 47単位以上 62単位以上
第4セメスター 62単位以上
3年 第5セメスター 78単位以上 94単位以上
第6セメスター 94単位以上
4年 第7セメスター 109単位以上 124単位以上
第8セメスター 124単位以上


履修上の注意事項

(1) 履修にあたって
選択科目は、みなさんの興味や関心に応じて、自由に履修することが可能ですが、その一方で、卒業後の進路を考えた場合、専攻する分野の学問を、体系だてて学ぶ必要があります。ただし、科目によっては、プリリクイジット(先行履修)が課せられています。
あたりまえのことですが、大学は社会から、学問研究の場であると認知されています。みなさんの場合ですと、大学を卒業すると、社会から、基礎研究レベルにしても、「経営学」という学問の専門家「学士(経営)」として認知されることになります。専門家とは、対象とする学問、たとえば、経営学なら経営学の学問としての全体像と、その中での自分の研究分野の位置づけや意義づけを説明することができる人のことです。専門家になるためには、体系的に専門科目を履修しなければなりません。そうしないと経営学全体の中で、自分の学問をする位置がわからなくなってしまうからです。
みなさんは経営学の専門家になるためのスタートラインに立ったばかりですが、やがては学んだ経営学を生かして経営の専門家になることを目指していると思います。そのためにも、「あの先生は成績評価が甘そうだから」とか、「朝早い科目は避けたい」とか、「アルバイトがあるので夕方の科目は無理」などという理由で履修科目を選択するのではなく、広く経営学と経営学をとりまく諸学問の中で、自分の進む行路を切り開くような、体系的な履修を心がけてください。
近い将来に就職活動をするみなさんは、企業等の面接の際に、「あなたは大学で何を学びましたか」といった類の質問を受けると思います。そのようなときに、経営学を専攻しているみなさんに、質問をする側が期待しているのは、経営学のどの分野を、どのような関心に基づき、どのような目的で学んでいるのかということです。企業の面接官は、みなさんが経営学を学んでいることを前提に、こうした質問をするわけです。バラバラの何ら関連性のない履修履歴ですと、就職や進学に不利なのは言うまでもありません。みなさんには、ぜひ一貫性のある4年間の履修計画を立てるように希望します。

(2) 履修登録
玉川大学の履修登録は、コンピュータ利用によるWeb 登録です。「Web 履修登録操作マニュアル」をよく読み、誤りのないように登録してください。特に、自分に指定された履修パターン表に記載されている科目と「イングリッシュ・コミュニケーション」に関しては、きちんと確認した上で登録してください。また、開講科目の中には、10 〜11週間で終了する科目があります。10〜11週間で終了する科目は、1週間における授業時間数が通常の科目とは異なりますので十分に注意してください。
大学では学生が科目の履修を行う場合、たとえ、それが全員の必修科目であっても学生個々の履修登録が必要です。履修登録は、社会における契約と同じシステムであると考えてください。大学が科目を供給し、学生が受講するという形態は自然発生的に存在しているわけではありません。互いの契約によって成り立っています。契約によって、大学は各授業を運営し、学生は授業に出席すると同時に、授業外でも課題にとり組まなければなりません。履修登録とは、いわば契約における署名のようなものなのです。
履修登録がきちんとなされていない場合には、たとえ、すべての授業に出席をしていても、単位を修得することはできません。また、一定の期間をすぎると、履修登録訂正も不可能になります。こうした場合には、次のセメスターで履修登録と履修をやり直すことになります。もちろん、このことが原因で卒業が延期になることもありえます。4年生の場合などは、就職が決定していても、卒業できないために、取り消しになるということも起きます。
大学のこうした仕組みは、すべて一般社会の仕組みに準拠しています。厳しく思われるかもしれませんが、大学はみなさんが社会に出て行く最初のステップにあたります。大学は皆さんに、アドヴァイスを熱心に行いますが、手取り足取りで世話をすることはありません。大学の重要な使命のひとつは、社会性をもったアカデミック・コミュニティー(知的共同体)を築き、みなさん一人ひとりを社会人として自立させることです。大学生活をとおして社会の仕組みを学んでください。

(3) 履修科目の取り消しについて
経営学部では他の学部とは異なり、履修登録した科目内容が自分の期待するものと異なっている場合や、自分の関心に変化が生じた場合に、履修登録した専攻科目を学期の途中で取り消しできる期間を設定してあります。出席不足で単位を修得できる見込みがない科目や、中間試験等の評価が低く挽回が期待できない科目の取り消しも可能です。特に、専攻科目の履修にあたっては、一定以上のGPA数値が卒業に必要ですので、C評価やF評価の可能性が高い科目を、この期間に取り消す工夫が必要な場合もあります。
ただし、履修科目の取り消しにあたっては、セメスターごとの履修下限規定に十分に注意してください。取り消しをしすぎると、履修科目の下限規定に抵触する場合もあります。
なお、履修科目の取消期間は、掲示およびWebで連絡しますので、見落とすことのないように注意してください。

(4) 変則的に履修登録を行う科目について
以下の科目に関しては、履修登録の方法が異なります。
科目群 科目名 履修登録方法



インターンシップA(2単位) これらの科目は、主に夏期休暇中、および春期休暇中に開講されるため、セメスターの履修上限規定外の科目です。履修希望者はセメスターの履修上限枠を越えて履修することができます。夏期休暇中に実施される場合は春学期、春期休暇中に実施される場合には秋学期中に履修者募集の掲示が行われますので、履修許可が出た学生は科目担当教員の指示に従い、仮履修登録を行ってください。
履修終了後に成績評価が送られますので、確認後、成績を成績履歴に加えたい学生は、決められた期日までに、所定の手続きを行ってください。なお、左記の科目はそれぞれの科目群の卒業必要単位に充当されます。これらの科目履修にあたっては、学部が定める一定の条件の充足および事前、事後の研修への参加が義務づけられています。
インターンシップB(2単位)
インターンシップC(2単位)
観光インターンシップ(2単位)





国際研究A(2単位)
国際研究B(2単位)
国際研究C(2単位)

(5) 海外提携大学の科目を履修したい場合
経営学部では原則として2年次以降、海外提携大学への半年間、または1年間の留学が可能です。ただし、留学する場合には対象大学のTOEFL 等の規定を満たす必要があります。
海外の提携大学に留学し、単位を修得できた場合には、修得単位の中から玉川大学のカリキュラムに対応する科目を、各セメスター20単位を上限に玉川大学の卒業必要単位に充当させることができます。
なお、留学先で修得した単位が、科目の性質上本学の単位として設定されない場合もあります。

(6) 履修登録、および履修科目に関する質問がある場合
履修登録や履修科目に関して、質問がある場合には、下記の「質問内容」に関する表を参照の上、次の質問方法を利用してください。

【質問方法】
(1) 新入生ガイダンスや履修ガイダンスにおける「履修相談」の時間を利用する。
(2) 教員に直接面会して質問をする。
(3) 教員に電子メールを利用して質問する。

【質問内容】
確認しておくべきこと 質問先
履修登録方法に関すること 「Web履修登録操作ガイド」 担任・教務担当教員
(教務主任・教務担当)
履修科目に関すること 「講義要覧」「シラバス」 担任・教務担当教員
(教務主任・教務担当)
個々の授業内容(使用テキスト、課題、成績評価方法等)に関すること 授業担当教員


経営学部一覧に戻る このページのトップに戻る