カリキュラムの特徴
■必修科目と必修選択科目 特定の学習領域に進むための基礎と指針
パフォーミング・アーツ学科、ビジュアル・アーツ学科の専門科目群には必修科目と必修選択科目があります。これらの必修科目と必修選択科目は、玉川大学芸術学部の学生として、みなさんの人間形成や将来のキャリアアップを考えた場合、最低限の基礎科目として学ぶ必要があると考えられるものです(詳しくは、各学科の「教育課程表」を参照してください)。
必修科目と必修選択科目を確実に学んでおくことは、芸術や芸術活動に関する視野を広げるばかりではなく、専門科目(導入科目・発展科目・専攻科目)を選択する指針を得ることにもなります。さらに芸術の何を自分の柱にして勉強し、卒業していくかを決める手掛かりを与えてくれます。
単位のしくみ
■4つの学習領域「創造・応用・企画経営・研究」
芸術学部では、第5セメスターから卒業後の進路を視野にいれて、自分の学習領域を選択しなければなりません。
学習領域とは、芸術学部に用意されている専門科目を特定の領域ごとにまとめたものです。在学期間という限られた時間のなかで、自分の目標をもっとも効果的に達成するための専門科目群ともいえます。
各領域にどういう専門科目が用意されているかは、ガイダンスで詳しく説明します。領域は、下記の4つです。
芸術創造 |
実技・実践を中心に学習する |
芸術応用 |
表現技能を活用することを学ぶ |
芸術企画経営 |
芸術活動の付加価値を高める方策を学ぶ |
芸術研究 |
芸術の理論的・歴史的側面を研究する |
|
プリリクイジット先行履修(科目)
GPA制度
専門科目の中には、2つ以上の学習領域に置かれているものがあります。また、専門科目の実技・実習科目の中には、レベルやGPAによって履修が制限されるものもあります。
学習領域を選択することで、それぞれのしかたで芸術に関するエキスパートになる自覚や研究に対する自信が生まれてくるはずです。
履修上の留意事項-芸術学部専門科目の履修について
芸術学部には、4つの学習領域(創造・応用・研究・企画経営)があり、それぞれの学習効果を高めるために、専門科目について先行履修(prerequisite)や授業形態のルールがあります。
以下の記述は、演習科目と実技科目の先行履修についてのものです。なお、以下と合わせてそれぞれの学科の教育課程表の下にある「履修にあたって」も読んでください。
*教育職員免許状取得希望者については、別途定められた履修規程があります。「教職課程受講条件」と「教育職員免許状・資格をとるために」を参照してください。
(1) |
学部共通演習科目
■「応用」の先行履修
(1) |
応用領域の「芸術表現演習」を履修するためには、その前に「芸術応用演習II」を履修済みであること |
(2) |
「卒業プロジェクト」を履修するためには、その前に「芸術応用演習II」または「芸術表現演習」を履修済みであること |
(3) |
「芸術応用演習I」を履修するためには、その前に「芸術教育論」を履修しておくことが望ましい
(この表のように履修していきます)
開講セメスター |
先行履修科目名 |
第5セメスター |
芸術応用演習I |
または |
芸術応用演習I |
第6セメスター |
芸術応用演習II |
芸術応用演習II |
第7セメスター |
芸術表現演習 |
卒業プロジェクト |
第8セメスター |
卒業プロジェクト |
|
|
■「研究」の先行履修
(1) |
研究領域の「芸術表現演習」を履修するためには、その前に「芸術研究演習II」を履修済みであること |
(2) |
「卒業プロジェクト」を履修するためには、その前に「芸術研究演習II」または「芸術表現演習」を履修済みであること |
(3) |
「芸術研究演習I」を履修するためには、その前に「文献資料研究」「鑑賞批評論」を履修しておくことが望ましい
(この表のように履修していきます)
開講セメスター |
先行履修科目名 |
第5セメスター |
芸術研究演習I |
または |
芸術研究演習I |
第6セメスター |
芸術研究演習II |
芸術研究演習II |
第7セメスター |
芸術表現演習 |
卒業プロジェクト |
第8セメスター |
卒業プロジェクト |
|
|
■「企画経営」の先行履修
(1) |
「芸術企画演習」を履修するためには、その前に「芸術経営論」「マーケティング研究」「アートマネジメントII」を履修済みであること
|
(2) |
「アートマネジメントI」を履修するためには、その前に「公共事業文化研究」を履修済みであること
|
(3) |
「公共事業文化研究」を履修するためには、その前に「文化政策論」を履修済みであること
(この表のように履修していきます)
開講セメスター |
先行履修科目名 |
第3セメスター |
文化政策論 |
マーケティング研究 |
芸術経営論 |
第4セメスター |
公共事業文化研究 |
|
第5セメスター |
アートマネジメントI |
マーケティング研究 |
|
第6セメスター |
アートマネジメントII |
|
|
第7セメスター |
芸術企画演習 |
第8セメスター |
卒業プロジェクト |
|
* |
ローマ数字のついている科目は、数字の若い順に履修します。数字の途中からは履修できません。 |
* |
「芸術研究演習」「芸術応用演習」「芸術表現演習」「芸術企画演習」「芸術批評研究」「卒業プロジェクト」については、事前にガイダンスが行われます。これら以外の科目もガイダンスが行われる場合がありますので、Web(Blackboard@Tamagawa)および校舎の掲示には注意してください。 |
* |
「創造」の先行履修については、音楽・演劇・舞踊・美術の各実技科目履修の流れを参照のこと。 |
|
|
(2) |
パフォーミング・アーツ学科実技科目
■音楽
A 音楽実技の先行履修
|
1セメスター |
2セメスター |
3セメスター |
4セメスター |
科
目
名 |
1音楽実技基礎(作曲)
2音楽実技基礎(声楽)
3音楽実技基礎(鍵盤楽器)
4音楽実技基礎(管楽器)
5音楽実技基礎(弦楽器)
6音楽実技基礎(打楽器) |
1作曲入門
2声楽入門
3鍵盤楽器入門
4管楽器入門
5弦楽器入門
6打楽器入門 |
1作曲I
2声楽I
3鍵盤楽器I
4管楽器I
5弦楽器I
6打楽器I |
1作曲II
2声楽II
3鍵盤楽器II
4管楽器II
5弦楽器II
6打楽器II |
7パフォーマンス入門A
(音楽系テーマ) |
7パフォーマンス入門B
(音楽系テーマ) |
7パフォーマンスA
(音楽系テーマ) |
7パフォーマンスB
(音楽系テーマ) |
摘
要 |
*音楽実技基礎か入門のいずれかを修得で実技Iが履修可能
*資格認定可 |
*音楽実技基礎か入門のいずれかを修得で実技Iが履修可能
*資格認定可 |
*資格認定可 |
*資格認定可 |
|
|
5セメスター |
6セメスター |
7セメスター |
8セメスター |
科
目
名 |
1作曲III
2声楽III
3鍵盤楽器III
4管楽器III
5弦楽器III
6打楽器III |
1作曲IV
2声楽IV
3鍵盤楽器IV
4管楽器IV
5弦楽器IV
6打楽器IV |
1芸術表現演習(作曲)
2 〃 (声楽)
3 〃 (鍵盤楽器)
4 〃 (管楽器)
5 〃 (弦楽器)
6 〃 (打楽器)
7 〃(アンサンブル) |
1卒業プロジェクト(作曲)
2 〃 (声楽)
3 〃 (鍵盤楽器)
4 〃 (管楽器)
5 〃 (弦楽器)
6 〃 (打楽器)
7 〃(アンサンブル) |
7パフォーマンス上級A
(音楽系テーマ) |
7パフォーマンス上級B
(音楽系テーマ) |
摘
要 |
*資格認定可 |
*資格認定可 |
*資格認定可 |
*資格認定可 |
|
* |
実技を選択する場合、同じ科目をローマ数字の若い順に履修します。ただし、資格認定試験に合格すれば、途中の数字からでも履修が可能になります。 |
* |
音楽志向の学生(音楽を柱として勉強しようとする学生)は、音楽系テーマのパフォーマンス科目A・B両方の履修が望ましい。 |
* |
上記のすべての実技科目は、当該セメスターの実技試験課題曲が発表されています。 |
* |
「芸術表現演習」「卒業プロジェクト」については、事前にガイダンスが行われます。 |
B 実技科目の授業形態
|
科目名 |
授業形態 |
M20b |
M20a |
M30 |
M50 |
1セメスター |
音楽実技基礎 |
○ |
○ |
- |
- |
2セメスター |
入門 |
○ |
○ |
- |
- |
3セメスター |
実技I |
○ |
○ |
○ |
- |
4セメスター |
実技II |
○ |
○ |
○ |
- |
5セメスター |
実技III |
- |
○ |
○ |
○ |
6セメスター |
実技IV |
- |
○ |
○ |
○ |
7セメスター |
芸術表現演習 |
- |
- |
○ |
○ |
8セメスター |
卒業プロジェクト |
- |
- |
○ |
○ |
|
* 記号の説明等
◇ |
「M20b」は音楽志向以外の学生(演劇・舞踊志向の学生や他学部・他学科生)が受講する実技。 |
◇ |
「M20a・M30・M50」は音楽志向の学生が受講する実技。 |
◇ |
「20・30・50」は一人あたりのレッスン時間をあらわすが、「M20a・M20b」の場合はグループレッスンを原則とするので、5人で1グループとして100分間の授業になる。 |
◇ |
「M50」レッスンの受講条件
(1) |
前セメスターの成績評価が「M20a」のS、「M30」「M50」のS・Aで受講を希望する学生。(2003年度・2004年度入学者適用) |
(2) |
前セメスターの成績評価が「M30」のS、「M50」のS・Aで、受講を希望する学生。(2005年度入学者適用) |
|
◇ |
一つのセメスターで「M50」と「M30」の重複受講はできない。 |
◇ |
上記の表の「M20b」は2004年度入学者から適用する。 |
◇ |
上記の音楽実技を希望する学生は、履修登録以外に実技事前希望調査を受けなければならない。この調査は、履修登録と平行してWeb(Blackboard@Tamagawa)上で行う。詳細は掲示を見ること。 |
◇ |
音楽を志向する学生は、上記の実技科目以外に、音楽基礎科目の楽典・ソルフェージュ・和声学を履修することが望ましい。 |
■「演劇・舞踊」
演劇・舞踊系実技の先行履修
* |
※マークの科目は、ピンク色の背景(■)のついている科目をすべて履修しなければいけません。 |
* |
「芸術表現演習」を履修するためには、以下の(1)および(2)を履修済みであること。
(1) |
「パフォーマンス上級A」または「パフォーマンス上級B」 |
(2) |
「舞台装置」「舞台照明」「舞台衣裳」「舞台監督」「演出」「演技IV」「日本舞踊IV」「伝統芸能IV」「バレエIV」「ダンスIV」のいずれか1つ |
|
* |
「卒業プロジェクト」を履修するためには、原則的に「芸術表現演習」を履修済みであることを前提とするが、第7セメスターで履修しようとする場合は、事前に計画書を提出し、認可を受けなければならない。 |
|
(3) |
ビジュアル・アーツ学科実技科目
実技の授業の履修については、受講希望調査を行います。導入科目群(第1セメスターから第2セメスター)および第3セメスターからの履修について、事前ガイダンスで指導を受けてください。
美術実技の先行履修
|
第1セメスター |
第2セメスター |
第3セメスター |
第4セメスター |
科目名 |
絵画入門
彫刻入門
デザイン入門
工芸入門 |
1油絵I
2日本画I
3彫刻I
4環境デザインI
5情報デザインI
6インテリアデザインI
7テキスタイルデザインI
8メタルアートI
9セラミックアートI |
1油絵II
2日本画II
3彫刻II
4環境デザインII
5情報デザインII
6インテリアデザインII
7テキスタイルデザインII
8メタルアートII
9セラミックアートII |
摘要 |
|
|
*資格認定可 |
*資格認定可 |
|
|
第5セメスター |
第6セメスター |
第7セメスター |
第8セメスター |
科
目
名 |
1油絵III
2日本画III
3彫刻III
4環境デザインIII
5情報デザインIII
6インテリアデザインIII
7テキスタイルデザインII
8メタルアートIII
9セラミックアートIII |
1油絵IV
2日本画IV
3彫刻IV
4環境デザインIV
5情報デザインIV
6インテリアデザインIV
7テキスタイルデザインIV
8メタルアートIV
9セラミックアートIV |
*芸術表現演習
(油絵)
(日本画)
(彫刻)
(環境デザイン)
(情報デザイン)
(インテリアデザイン)
(テキスタイルデザイン)
(メタルアート)
(セラミックアート) |
*卒業プロジェクト
(油絵)
(日本画)
(彫刻)
(環境デザイン)
(情報デザイン)
(インテリアデザイン)
(テキスタイルデザイン)
(メタルアート)
(セラミックアート) |
摘
要 |
*資格認定可 |
|
|
|
|
* |
「芸術表現演習」「卒業プロジェクト」については、事前にガイダンスが行われます。 |
* |
実技を選択する場合、同じ科目をローマ数字の若い順に履修します。ただし、資格認定試験に合格すれば、途中の数字からでも履修が可能になります。 |
* |
「入門」に関しては、全科目履修することが望ましい。 |
* |
教育職員免許状取得希望者は、「入門」を含む実技科目の履修について、必ず「教育職員免許状の取得・美術」を参照すること。 |
|
履修条件と学習継続条件 学習は積み重ね
履修にあたっては、以下に示すように、各セメスターの履修条件を満たさなければなりません。セメスターごとに履修条件が設定されているのは、節目ごとに学習をチェックすることが、みなさんの学力の向上につながると考えているからです。
セメスターの履修条件が満たせない場合、状況に応じて、「注意」や「警告」が行われます。
警告
(1) |
履修アドヴァイスの内容
指導の種類 |
担当者 |
内容 |
ア
ド
ヴ
ァ
イ
ス |
ア
カ
デ
ミ
ッ
ク
・
|
|
担任
教務担当
教務主任
等 |
A:日常のアカデミック・アドヴァイス
(1)履修相談全般(履修方法、履修モデル、科目について)
(2)履修状況の確認・注意(セメスター修得単位数、累積単位数、累積GPA数値等)
(3)履修取り消しに関するアドヴァイス
(4)学習方法に関するアドヴァイス
B:注意指導、警告指導の際のアカデミック・アドヴァイス
(1)進級、卒業に向けての累積単位数、およびGPA数値の確認
(2)学習方法、学習姿勢に関するアドヴァイス |
注
意 |
担任
教務担当 |
各セメスターで累積修得単位数がセメスター規定を下回った場合、もしくは専門科目の累積GPAが1.80を下回った場合に「注意」を行う。 |
警
告 |
担任
教務主任
学科主任 |
第1〜第6の各セメスターにおいて、原則として修得単位数が履修登録単位数の65%以上修得できなかった場合に警告を行う。
*卒業延期学生に対しては「警告」を行う。 |
|
|
(2) |
各セメスターの履修条件
|
履修条件 |
「注意」「アカデミック・アドヴァイス」の対象者 |
「警告」の対象者 |
履
修
上
限
単
位
数 |
各
セ
メ
ス
タ
の |
|
|
(1)セメスター終了時の累積単位数が、下記の単位数未満の学生 |
(2)専門科目群の累積GPAが下記の値未満の学生 |
第1セメスター |
20 |
●コア:全人教育・FYE科目群
(必修)5単位
●コア:生活関連科目群の
「情報教育」(必修)1単位
●導入科目(必修・必選)4単位以上 |
16 |
1.80 |
各セメスターにおいて、履修登録単位数の65%以上修得できなかった場合(ただし、卒業が見込まれるセメスターには警告は行わない) |
第2セメスター |
20 |
●コア:全人教育・FYE科目群
(必修)5単位
●導入科目(必選)2単位以上 |
32 |
第3セメスター |
20 |
●発展科目(必選)2単位以上
(第3〜4セメスターの間に履修する) |
47 |
第4セメスター |
20 |
62 |
第5セメスター |
20 |
●専攻科目(必修)2単位 |
73 |
第6セメスター |
20 |
|
84 |
第7セメスター |
20 |
|
104 |
第8セメスター |
20 |
|
卒業不可能な学生 |
卒業延期者の
セメスター規定 |
20 |
|
|
|
卒業要件 GPA 1.50
芸術学部を卒業するためには、パフォーミング・アーツ学科、ビジュアル・アーツ学科ともに、以下の2つの要件をクリアしなければなりません。
(1) |
下の図表に基づいて、卒業に必要な124単位を修得すること。 |
(2) |
芸術学部専門科目群の累積GPA(科目成績平均値 Grade Point Average)として1.50ポイント以上を獲得すること。
*
たとえ124単位以上を修得していても、GPA数値が1.50未満の場合には、一定の
条件を満たすまで卒業はできません。 |
GPA計算例
芸術学部がGPAを重要と考えるのは、水準の高い形で単位を修得してほしいと考えるからです。現代は以前にもまして、クオンティティー(量)よりクオリティ(質)が問われる時代です。クオリティの高いことは、何よりもみなさん自身の社会的評価をあげることにつながります。大学が社会的評価の高い人材を社会に送り出すことで、みなさん自身も、またみなさんの後輩も社会から受け入れられることにつながります。就職や大学院進学、海外留学に際し、道をひらくものとして、高評価の成績に優るものはありません。
(1) |
卒業要件必要単位数、およびGPA数値
科目群 |
必要単位
(GPA) |
履修条件、および備考 |
コ
ア
科
目
群 |
全人教育・FYE科目群 |
10単位 |
全科目必修 |
言語表現科目群
社会文化科目群
自然科学科目群
生活関連科目群 |
24〜32単位 |
各4単位以上を修得すること。
*「生活関連科目群」には、「情報教育」(1単位)を含む。 |
専
門
科
目
群 |
導入科目群 |
20単位以上 |
必修2単位、必修選択4単位(「基礎」より2単位、「概説」より2単位)を含む。 |
発展科目群 |
20単位以上 |
科目によってはプリリクイジットが課されている。必修選択「芸術教育論」「鑑賞批評論」「芸術経営論」より1科目(2単位)を含む。 |
専攻科目群 |
7単位以上 |
科目によってはプリリクイジットが課されている。パフォーミング・アーツ学科は必修「パフォーミング・アーツ研究」(2単位)を、ビジュアル・アーツ学科は必修「ビジュアル・アーツ研究」(2単位)を含む。 |
卒業に必要な単位数 |
124単位以上 |
|
卒業に必要なGPA数値 |
専門科目群の
累積1.50以上 |
第8セメスター終了時に、卒業に必要な124単位を満たしていても、専門科目群GPA数値が1.50未満の場合は、最短1セメスターの卒業延期とする。 |
|
|
(2) |
卒業要件GPA数値の算出
卒業要件GPA数値は、専門科目群の成績評価(点数)を基に算出します。
セメスター末に各家庭に郵送される成績通知書に記載されているGPAは、コア科目なども含めたすべての科目を対象としたGPAが記載されています。
卒業要件となるGPAは、芸術学部専門科目群のGPAです。
|
(3) |
C評価、F評価の再履修
C評価、F評価の科目は、芸術学部開講の専門科目群の科目については再履修可能です。 再履修によって、B以上の評価が獲得できた場合には、以前の評価(C評価、F評価)を上書きし、GPA数値を上げることが可能です。 ただし、再履修といえども、セメスターの履修上限20単位を超えることはできません。
|
(4) |
卒業延期の場合の卒業要件
卒業延期となった場合には、以下のどちらかの条件を満たし得たときに卒業となります。
(1) |
卒業に必要な124単位以上を修得した上で、専門科目群の累積GPA数値が1.50以上となった場合。 |
(2) |
卒業に必要な124単位以上を修得した上で、卒業対象セメスター(卒業が決定するセメスター)における専門科目群のGPA数値が1.50以上の場合。 |
|
教職課程受講条件
(1) |
教職科目の受講を開始する第3セメスター開始時に、次の条件をすべて満たしていること。
(1) |
累積GPA が2.30 以上であること。 |
(2) |
レポートを提出して審査を受けること。 |
なお、その後のセメスターにおいても教職を継続学習するための条件が課されますので、各学科の教職担当の先生の指示を受けてください。
|
(2) |
教職課程を受講する場合は、第2セメスターにガイダンスを受けなければなりません。 |
取得できる教育職員免許状 |