ロボカップジャパンオープン2013東京 > 競技種目・みどころ > ロボカップレスキュー
ロボカップサッカーで開発された技術を、地震や大きな災害をイメージしたフィールドで、人命救助に生かしていこうとするプロジェクトです。救助戦略を考えるシミュレーションと、実際の現場で救助に役立つロボットを開発する、2つのリーグがあります。
レスキューシミュレーションリーグ
都市直下型地震のおきた都市をシミュレーションします。その被災都市上で活動する3種類のロボット(消防、救急、土木)が協力して、どれだけ被害を食い止められるかを競います。様々な都市・被災状況で活躍できるバーチャルレスキューロボットが災害救助を行う競技です。
様々な都市、様々な被災状況で活躍できるロボットを作り上げるチームはどこになるのか?新しいシミュレーションシステムに移行し、4年目の大会です。ようやく新しいプラットフォームに慣れてきた各チームが研究成果をどれだけ発揮できるのかがみどころです。
レスキュー実機リーグ
被災現場をモデルとしたフィールド内にいる被災者の情報(状態・場所など)を、遠隔操縦または完全自律型のロボットを使用して調査し、その精度を競う競技です。 ロボットが人ですら歩くことが困難なフィールドで見せるダイナミックな動きと、情報調査時に見せる繊細な動きが見所です。