−大規模災害におけるレスキューロボットの活用−
特別講演
「大規模災害に挑む −ロボティクスの挑戦−」
講演者:田所 諭 氏(東北大学大学院 情報科学研究科 教授)
5月4日(土)
日時 | 5月4日(土)15:00〜16:30 |
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会場 | 玉川学園チャペル アクセス キャンパスマップ(チャペルは39番の建物です) |
田所 諭 氏
東日本大震災で福島第一原発原子炉建屋内に投入された災害対応ロボット「Quince」*の開発者の1人であり、原発でのミッションに関わった田所教授に、日本のレスキューロボットの課題と未来についてご講演いただきます。
講演趣旨
レスキューロボットの歴史は以外に浅い。日本では2002年にスタートした文部科学省のプロジェクトで、初めて本格研究が始まった。東日本大震災では、様々なロボットが災害への対応や復旧に活用され、一定の効果を上げた。2011年はその意味で「災害ロボット活用元年」と言うことができよう。一方で、それによって解決すべきさまざまな課題が明らかになってきた。本講演では、災害対応ロボットの現状を紹介すると共に、今後のロボットのあり方について考えてみたい。
*Quince:千葉工業大学、東北大学、国際レスキューシステム研究機構を中心とするグループで開発
特別展示
震災被災地におけるレスキューロボットの活用
災害対応ロボット「Quince」実機展示
災害対応ロボット「Quince」
東北大学より出展(写真:田所氏より提供)
*千葉工業大学、東北大学、国際レスキューシステム研究機構を中心とするグループで開発
5月4日(土)、5日(日)、6日(月)
10:00〜18:00 展示 *6日は17:00まで
玉川学園低学年校舎 西棟1F ホール
アクセス
キャンパスマップ(低学年校舎は28番の建物です)
福島第一原子力発電所・原子炉建屋内において、放射能線量測定等で活用された「Quince」*の同型を展示します。
ポスター展示
本大会参加ロボットや開発メンバーが東日本大震災等の被災地で救助・復興支援活動を行った様子をポスターで紹介します。