おいしいものを食べていた縄文人

縄文時代も前期になると気候が暖かくなり,食糧がとても豊富になります.海からは大きな魚や沢山の貝,それに海草がとれました.川にも沢山の魚がいました.山に行けばイノシシやシカがいました.この頃になると植物の栽培がはじまり新鮮な野菜やヒエ.アワ.などの穀類やサトイモが畑で作られるようになりました.さらに,稲の栽培もあったかもしれないのです.

少なくとも後期には畑で稲作が行われていたようです.教科書には「弥生時代から稲作が始まった」と書いてありますが,それはもう古い説なのです.正確には「弥生時代から本格的な水田が作られるようになった」と言った方が良いでしょう.

「穀類・豆類」 アワ・ヒエ・キビ・うるち米・もち米・そば・えごま・緑豆

「野菜類」 ごぼう・のびる・アブラナ・緑豆(葉)・えごま(葉)・サトイモ・えびいも・ながいも・みょうが・しょうが・うど・たら・ふき

「果実類」くり・やまぶどう・きいちご・あけび・さるなし・またたび

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「魚介類」

(漁村の部)

たい・ひらめ・あなご・めばる・まぐろ・かつお・いしもち・ふぐ・さば・いわし・あじ・さわら・いか・たこ・海老・かに・しゃこ,などの魚類/甲殻類(こうかくるい)

はまぐり・あさり・かき・赤貝・まてがい・みる貝・さるぼう・ばかがい・しおふき・しったか・バイガイ・ほらがい・きさご,などの貝類

わかめ・ひじき・こんぶ・てんぐさ,などの海草

くじら・イルカ,などの海獣

いのしし・鹿・たぬき・きじ・鴨・うずら・すずめ・つぐみ,などの獣や野鳥

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(平野・山村の部)

鯉・ふな・うなぎ・あゆ・ごり・やつめうなぎ・はや・かわえび・かわがに・うぐい・ぼら・さけ・ます・やまめ・いわな・沢ガニ・川ガニ,などの魚類・甲殻類

しじみ・たにし,などの貝類

「肉類」 いのしし・鹿・たぬき・熊・きじ・鴨・うずら・すずめ・つぐみ,などの獣や野鳥

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「調味料・他」 塩・甘草(かんぞう)・酢・魚醤(ぎょしょう)・酒・山椒・わさび