玉川学園ファーストでの交流会
「児童英語コミュニケーション」では、学期末の成果として、英語交流
会
のチャンスを玉川学園
ファーストからいただきました。"The
Farmar and the Beet (大きなカブ)" の英語劇に取り組んでいるファースト
の3年生を対象に、"The Fisherman and the
Super-Big Fish
"とアレンジしたストーリーをつくりまし
た。子供達がすでに獲得している知識や表現をフル活用しながら、英語劇を創ってい
く達成感を味わえる活動、「参加型の英語劇」を目指して、試行錯誤を重ねました。
活動案ができるまで:
まず、子供達の特徴やすでに学習している内容を分析した上で、活動の目的や具体的な達成目標の設定から始めました。そして、「自分がやって
いる」という実感を持って参加できる授業方法を、以下の質問を何度も投げかけながら、精選していきました。
- 教師がしたいことだけになっていないか?
- 子供達だったら、どうしたいか?
- この活動で、本当に活動目的や活動目標を達成できるの か?
- 時間配分は適切か?etc.
児童の視点から、何度もチェックをし、授業時間外にも自主的に集まって練習を重
ねました。ファーストの小川先生やジュトー先生からも丁寧にご指導をいただき、活動案にフィード
バックをいただいたり、リハーサルの確認までしていただきました。そのような1つ1つのプロセスを
経ながら、万が一のバックアップ・プランを準備した当日の活動案がようやく
完成しました。
交流会から学んだこと:
子供達は、想定していた以上に反応が良く、全身でエネルギッシュに参加していました。子供達との活動では、卓上の計画では見えないこと
が、多々起きることを改めて
学びま
した。また、子供にとって「誰が当ててもらえるか」が、非常に重要な問題であるということを再確認し、不公平感が残らない当て方の大切さと難
しさを実感しました。反省会では、ファーストの先生方
から、貴重なアドバイス(英語の歌の歌詞の
音節を意識して歌うこと、子供達のあて方など)をたくさんいただき、自分達の課題も見
えて来ました。k-16の玉川だからこその学びの機会となったと思います。学期末の成果発表ではありましたが、学生達は「ここからがスタート」と実感しま
した。今年の4月から公立小学校の教員になる学生にとっては、今回の経験で学んだことを実践で活かしていってほしいと期待しています。
当日の様子は、「キャンパス・トゥデ
イ」
にも掲載されています。
ファーストの先生方、ありがとうございました。