バランス能力測定システム

全学体力テストにおいて、本学独自の測定項目として近年の体力低下で指摘される「姿勢保持能力」への教育的介入を設定する 試みである。しかしバランス能力を測定するための機器は、現在体育・スポーツ科学センターに設置されている自己開発機(第1号機) から大きな進歩がなく、現在でもマスコミ取材を含め本学の第1号機が活用されている。ただし第1号機は測定に要する時間が長く、ス ポーツテストのように短時間で大人数を処理するのは不可能であり、新規の測定機器開発が必要である。
そこで工学部の協力を中心として本学内スタッフによる共同開発プロジェクトを設定し、低コストで実現するオリジナル機器の開発を計 画した。本教育システムの開発は、学際的な研究者チームと幼〜大各部の現場教員が一体的に取り組むものであり、その効果が単 なる機器開発にとどまらず、収集データに基づく姿勢教育の展開を通じて学園独自の教育活動の確立を目指すものである。

体育・スポーツ科学センター

体力・運動能力研究健康と生活活動に関する調査スキー指導法研究水泳指導研究

バランス能力測定システム脳科学研究へのアプローチ