目的:
講師: 助産師 斉藤さん、郡さん、池島さん(日赤医療センター 分娩室)
当日の流れ:
当日の様子:
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見学のまとめ:
昨年度の学生のアンケートに「20歳になる前に、このような話を聞く機会があったらよかったのにノ。」と書いている学生が多かったので、今回は20才になっていない1年生の希望者を中心に前回出席できなかった希望者が参加しました。中学校・高校で習う性教育では受精の話からスタートしがちですが、今回のような「新しい命が生まれることの素晴らしさ」を助産師さんの経験を織りまぜながら聞く機会があると、色々な意味で若者達の「性と生」に対する視点も変わってくるのではないかと思いました。
講話は、母親・父親学級のお部屋で、円座で行われたので、リラックスした雰囲気の中で学生達も色々な質問がしやすかったようです。助産士さん達の話もとてもお上手で、学生からたくさんの質問が出てました。「双児の場合はへその緒はどうなってるのか、出生前診断をどう思うか、双児の場合どちらが兄/姉になるのか、etc.」と、色々な質問ができました。なかなか見る事のできない分娩室では、実際にベッドに寝たり、妊婦さん用の椅子に座ってみたり、マットの上でベットにもたれてみたり、「妊婦さんの視点」を色々と体験させていただきました。印象的だったのは、生まれたばかりの赤ちゃんを見せていただいた時の学生達の表情です。貴重な出産ビデオも見せていただき、学生も私も(出産を経験した者でも)赤ちゃんが生まれるシーンでは、涙が溢れそうになりました。妊娠・出産のプロセスを一通り知って経験していても、新しい命が生まれる瞬間というのは、何度でもなんとも言えない感動と神秘と畏怖の混じりあったようなものを感じます。人間のわざを超えたものを感じずにはいられないからでしょうか。
将来、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目指す学生達にとって、命の大切さと「性と生」について考えるいい機会となりました。学生達にこのような機会をくださり、また貴重なお時間を割いてくださいました助産士さん達に、心から感謝いたします。
学生からのコメント(一部):