<高等教育シリーズ138>
アジアの高等教育改革 |
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ウーリッヒ・タイヒラー(カッセル大学教授)/馬越徹(桜美林大学大学院教授)・吉川裕美子(大学評価・学位授与機構助教授)監訳
A5判上製・312頁
定価 |
:5,250円(税込) |
発行年月 |
:2006年9月 |
ISBN |
:ISBN4-472-40335-8 C3037 |
ジャンル |
:高等教育 |
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EUを支えるヨーロッパ市民の育成機関へと変革しようとしているヨーロッパの高等教育。伝統を重んじ多様性を維持しながらも、構造上の収斂をめざすヨーロッパ各国の高等教育システムと、EUの経済を支える労働力の質や移動のあり方と直結する学位や資格の相互認定や、雇用と労働市場、専門職業教育などの問題を論じる。 |
主な目次
序 ヨーロッパの高等教育――多様なモデルから統一的構造へ
第I部 ヨーロッパの高等教育
1章 ヨーロッパ高等教育における変貌
2章 比較の視点からみたヨーロッパの高等教育
3章 「ヨーロッパ高等教育圏」の構築に向けて――収斂と多様性
第II部 統一ドイツの高等教育
4章 ドイツ統一と高等教育
5章 ドイツ高等教育の多様性と二元性
第II部 高等教育と雇用
6章 社会経済的変化と高等教育政策の変遷
7章 ヨーロッパ諸国における大卒者の雇用と職業
[補章] 大卒四年後の雇用実態CHEERS調査(一九九九年)の分析結果
第IV部 学生移動
8章 ヨーロッパにおける学生移動―エラスムス計画の評価
9章 ヨーロッパ高等教育の新動向―学位の相互承認と単位互換
第V部 高等教育政策・改革の国際比較
10章 ヨーロッパ小規模国家における高等教育政策―オランダ、スウェーデン、フィンランドの事例
11章 高等教育改革の国際比較
監訳者あとがき 馬越 徹 |
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