玉川大学出版部の本


<高等教育シリーズ136>
大学改革の社会学

天野郁夫(国立大学財務・経営センター研究部長、東京大学名誉教授)著

A5判上製・288頁
定価 :4,410円(税込)
発行年月 :2006年2月
ISBN :ISBN978-4-472-40328-6 C3037
ジャンル :高等教育

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近代高等教育制度の発足以来、政府・文部省の「計画と各種規制」を基軸に組み立てられてきた秩序が、一連のドラスティックな改革によって大きく揺らぎ、崩壊しつつある。それに代わる新しい秩序を、だれが、どのように作り出していくのか、大学の組織変革、選抜、教養、評価等、大学改革の様々な局面を社会学的に考察する。

主な目次

まえがき
  I 変貌する大学像
1
2
3
4
知の共同体から企業体へ
二一世紀への戦略
日本モデルの構築へ
改革の潮流と課題

  II 政策と改革の展開
5
6
7
8
大学審議会の軌跡
グランドデザインの模索
中教審とグランドデザイン
「将来像」答申の読み方

  III 法人化と大学院改革
9
10
11
12
国立大学の法人化
法人化の現実と課題
専門職大学院の衝撃
大学院の未来像

  IV 教員・評価・法学教育
13
14
15
教員組織の変革
大学評価の時代
法学教育と法科大学院

  V 学力・選抜・教養教育
16
17
18
19
全入時代の学力問題
入学者選抜の変質
混迷する教養教育
教養教育像の模索

  VI 改革の周縁
20
21
22
23
大学と高校の「連接」
問われる公立大学
日本の学長像
大学の同窓会
初出一覧

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