<高等教育シリーズ 118>
ICTを活用した大学授業 |
情報通信技術(Information Communication Technology; ICT)のめざましい発達と普及を経験している現代、これをいかに教育のひとつの道具として取り込むか、その効果的な活用法は? いつでも、どこでも学習できる教育を目指し、さまざまな取組に挑戦している玉川大学経営学部、女子短期大学の事例を関連トピックと共に紹介する。 |
主な目次
序文 教育を拓く(小原芳明)
1章 教育戦略としてのICT(小原芳明)
2章 高等教育とICT-アメリカ地域研究科目における取組をとおして(菊池重雄)
1節 講義形式授業の問題点
2節 地域研究科目の特色
3節 講義中心の授業から Distance Learning を利用した双方向授業への転換
4節 アメリカ研究と Distance Learning
5節 学生のコンピュータ運用能力とネットワーク授業
3章 教育分野のIT(常盤祐司)
1節 IT教育の現状
2節 ITインフラストラクチャー
3節 e-Learning システム
4節 米国に学ぶIT教育システム導入を成功させるための施策
5節 ITシステムは文系学部にとって有効か
4章 実践の歩み(照屋さゆり・菊池重雄)
1節 アメリカ大学の事例研究
2節 女子短期大学における実践
3節 新設「経営学部」の教員パソコン研修
4節 セイムタイムの実験
5章 実践の活用例(照屋さゆり・斎藤宏)
1節 LSの仕組み
2節 さまざまな活用方法
3節 将来への課題
6章 システム・スタッフの役割(橋本順一)
1節 教育システム整備の取組
2節 ロータスラーニングスペース
3節 さまざまな支援
4節 課題そして、これから
付録A 授業アンケート分析(飯村龍一・大藤正)
付録B e-Learning & ThinkPad University Fly-in Seminar(橋本順一)
あとがき(小原芳明) |
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