玉川大学出版部の本


<高等教育シリーズ105>
現代大学の変革と政策 −歴史的・比較的考察−

喜多村和之(日本私立大学協会付置・私学高等教育研究所主幹)著

A5判上製・272頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :2001年3月
ISBN :ISBN4-472-40131-2 C3037
ジャンル :高等教育

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高等教育は1960年代以降大きな変容をとげ、量的規模においても機会の多様性においても産業社会の巨大セクターとなってきている。大学改革の方策、高等教育計画、大学と政府、設置認可、独立行政法人化、新設統廃合、国際化、財政と学費など、高等教育がかかえる諸問題を、制度・機能・変容・政策の側面、時系列のタテの歴史と空間的なヨコの国際比較の視点から考察する。

主な目次

 序文

第I部 大学の変革と政策−歴史的・比較的考察
  1章 大学改革の可能性と限界に関する歴史的・比較的考察
  2章 高等教育における「イノベーション」の意味
  3章 日本における高等教育改革の方法と力学
  4章 1980 年代の高等教育改革−臨時教育審議会答申を中心として
  5章 大学と政府の関係-大学の法的地位と設置認可の関係を中心にして
  6章 新制大学成立におけるアメリカ・モデル
  7章 アメリカにおける大学の法的地位と設置認可
  8章 大学設置認可に関する歴史的・比較的考察
      -国立大学の「独立行政法人化」問題に関連して

第II部 高等教育の国際的動向
  9章 「教師の大学」から「学生の大学」へ−学生消費者主義時代の到来
  10章 高等教育機関の「淘汰現象」に関する比較的考察
  11章 高等教育におけるグローバリズムとグローカリズム
  12章 高等教育財政における学費と負担
  13章 高等教育政策の国際的動向
  14章 高等教育の未来と新たな政策課題

  15章 むすび

索引

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