主な目次
はじめに―漂流する大学
第I 部 潮流
1 「市場主義」改革の潮流
2 大学の理念と資金の市場化
3 改革の最前線を俯瞰する
第II 部 軌跡 14大学の航海日誌
第I 類型 少数精鋭の先端市場
1 公立大学の挑戦的戦略―岐阜県立情報科学芸術大学院大学
2 大学院学歴の時代― 一橋大学大学院国際企業戦略研究科
3 キャンパスのグローバル化-豊田工業大学
4 新興大学のチャンス―桐蔭横浜大学法科大学院
第II 類型 先端市場の開拓と拡大
5 「境界」の破壊と創造―東京工科大学メディア学部
6 多様・自律・循環のグローバル・ネットワーク―立命館アジア太平洋大学
第III 類型 不易市場の少人数教育
7 市場を読んだ教養主義と地元主義―北海道武蔵女子短期大学
第IV 類型 不易市場の深化と拡大
8 変化する時代の不易戦略―関西外国語大学
9 就職開拓からの事業戦略―中村学園大学
第V 類型 小さな不易市場から先端市場への展開
10 変化を創るマネジメント―日本福祉大学
11 「研究の地域貢献」からの再出発―市立高崎経済大学
第VI 類型 動くマンモス/不易市場と先端市場の統合
12 移転構想と大学改革が重なって動く―九州大学
13 法人化前夜のリーダーシップ―広島大学
14 建学の精神が動かす力―東海大学
第III 部 座標 ―改革から政策への水路
1 改革の実践と「高等教育の将来像」答申の間
2 若者と日本型教育システムの構造転換―大人の裏切りと若者の静かなる造反
3 大学と人生の座標―少子高齢社会の公教育政策
あとがき
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