玉川大学出版部の本


<高等教育シリーズ111>
大学改革の現場へ

山岸駿介(教育ジャーナリスト・多摩大学客員教授)著

四六判並製・208頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :2001年12月
ISBN :ISBN4-472-30261-6 C0037
ジャンル :高等教育

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「遠山プラン」や「私学に直接助成金」という、2001年夏に発表された文部科学省による高等教育施策の大転換。もっと騒がれてもいい話題なのに、論評は驚くほど少ない。現場の反応の鈍さ、対処の拙さを憂い、ジャーナリストが語る、大学関係者、新聞などメディアの対応、文部科学省の施策に対する評論。

主な目次

はじめに

I章 大学改革の最前線-二〇〇一年夏の衝撃
  1 「寂しい大学改革」
  2 「遠山プラン」のショック
  3 「私大に直接助成金」の波紋
  4 大学の構造改革とマスメディア

II章 大学報道を考える
  1 「報道する」ということ
  2 メディアの大学報道
  3 「広末ショック」と大学報道

III章 大学人の志
  1 教員の世界
  2 非常勤教員の不思議
  3 事務職員の専門職化

IV章 大学入試への提言
  1 大学入試の改善
  2 AO入試の可能性と位置づけ
  3 数学を入試科目に入れよう!
  4 選抜不能の選抜をいったいどうする?

V章 政策というシナリオ
  1 会長人事はこれでいいのか?
  2 高校と大学の教育上の接続
  3 大学政策のマネーウォーズ

VI章 国立大学の独立行政法人化
  1 議論のプロセス
  2 独法化がもたらすもの
  3 独法化のゆくえ

VII章 離陸する大学改革
  1 個性を磨き、個性を伝える改革へ
  2 停滞する改革への情熱
  3 大学改革を見る目

初出一覧

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