<高等教育シリーズ85>
変わるニッポンの大学 ─改革か迷走か─ |
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苅谷剛彦(東京大学大学院助教授)著
四六判上製・208頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:1998年11月 |
ISBN |
:ISBN4-472-30101-6 C3037 |
ジャンル |
:高等教育 |
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日本の大学はどこへ向かおうとしているのか。なぜいま改革が一斉に進んでいるのか。入学者選抜の変化、高校教育改革の影響、新入生受け入れ、カリキュラム、教育改善のシステム、大学院などの問題を検討し、拡張と教育改革のさなかにある「やさしい時代」の大学で、いったい教育の質の維持はどこに求めればいいかを問う。
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主な目次
はじめに
I 「やさしい時代」の大学教育
II 大衆化時代の大学入試
III 変化する高校教育と大学
IV 新入生を迎える─オリエンテーションと大学改革
V カリキュラム改革の動き
ケーススタディ(1)─京都大学
ケーススタディ(2)─東京大学
VI 授業の質・学習の質
コラム:オフィスアワー
VII 教育改善のサポートシステム
VIII 大学院「教育」の日米比較
コラム:大学院「重点化」と学位授与
終章 大学の迷走─「学問」なき大学と教育改革
「講義」から授業へ
変わる学生・変わる大学教授
学問なき大学の迷走
社会の中の大学
おわりに
あとがき |
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