<高等教育シリーズ83>
大学授業の心得 −数学の教え方をとおして− |
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S. G. クランツ著
蓮井敏(京都産業大学助教授)訳
四六判上製・172頁
定価 |
:2,520円(税込) |
発行年月 |
:1998年5月 |
ISBN |
:ISBN4-472-30041-9 C3037 |
ジャンル |
:高等教育 |
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ユーモアをまじえ生き生きと語りかけてくる大学授業の実践的ガイドブック。カンニング、セクハラなどの問題も取り上げられている。教える教科を問わず、初めて大学で教える教師には本書のアドバイスがきっと役立つことだろう。また経験を積んだ教師は教授法に磨きをかけるヒントを数多く見出すことができる。
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主な目次
1章 基本編
1 学生への敬意
2 教師の心構え
3 個人的な営み
4 授業の準備
5 明快な授業
6 はっきり話す
7 講義という形式
8 質問に答える
9 一般論を急がない
10 上級科目について
11 時間の使い方
12 教師は、なぜ必要か?
13 数学への不安
14 学生は、いかに学ぶか?
15 コンピュータ
16 応用の扱い方
2章 実践編
1 声の使い方
2 目と目を合わせる
3 板書のしかた
4 教師の態度
5 課題のあたえ方
6 オフィス・アワー
7 授業の計画
8 プリントの配布
9 試験問題を作る
10 評価への注意
11 シラバス─講義要綱
12 教科書を選ぶ
13 多人数授業の問題
14 問題演習について
15 OHPについて
16 アドバイスを受ける
17 個人教師について
18 教育助手について
19 尋ね方、答え方
20 学生への情状酌量
3章 難関編
1 英語が母国語でない教師
2 課題提出の遅れ
3 学生の不正行為
4 教師の欲求不満
5 答えにくい質問
6 教室での規律
7 授業で間違えたとき
8 教師と学生の関係
9 差別とセクハラ
10 学生のお願い
11 おわりに |
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