<高等教育シリーズ77>
大学改革 日本とアメリカ |
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舘 昭(学位授与機構審査研究部教授)著
四六判上製・216頁
定価 |
:2,940円(税込) |
発行年月 |
:1997年12月 |
ISBN |
:ISBN4-472-30001-X C3037 |
ジャンル |
:高等教育 |
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教育機能の強化、世界的水準の教育研究の推進、豊富な生涯学習機会の提供など、大学の組織の活性化を柱とする多様な改革が、いま進行している。本書は、「学部教育」を「学士課程教育」として捉えなおすことの重要性、また単位制や学期制の整備や、生涯学習を含むユニバーサル・アクセスを中心に大学改革の意義を論じる。
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主な目次
はじめに
I 学士課程教育の構築
一 学部教育から学士課程教育へ
二 大学制度における教養概念
三 一般教育再考
四 歴史的に見たアメリカの「学部教育」
II 学期制度と単位制度を考える
一 大学教育の質と単位制
二 学期制度を考える
三 大学学年暦の変遷
III ユニバーサル・アクセス
一 アメリカ大学学費事情
二 一八歳人口減少期のアメリカ大学
三 高等教育統計の日米比較
四 アメリカ大学と情報化
IV 近代大学の成立と日本の大学
一 近代大学の形成-ヨーロッパにおける成立の諸相
二 戦前日本の大学改革 |
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