玉川大学出版部の本


<高等教育シリーズ89>
戦間期日本の高等教育

伊藤彰浩(名古屋大学助教授)著

A5判上製・312頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :1999年3月
ISBN :ISBN4-472-11411-9 C3037
ジャンル :高等教育

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2つの世界大戦に挟まれた戦間期は、政治・経済・社会的側面からみて、わが国の転換期といわれる。高等教育においても量的拡大を遂げ、大学昇格や就職難、学校騒動など多くの問題が噴出した波瀾万丈の時期であった。高等教育発展の様相とその意味するところを、高等教育拡充政策の展開と高等教育変動の考察から解明する。

主な目次

 序章
I 量的拡大の過程
  一章 『高等諸学校創設及拡張計画』の成立
  二章 「五校昇格」-大学昇格問題の政治過程
  三章 私立高等教育の拡大と政府
II 変動の諸相
  四章 「知識階級」就職難問題
  五章 学校騒動
  六章 大学論と高等教育改革
III 戦間期から戦時期へ
  七章 「人的資源」政策と高等教育
  終章
  索引

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