占領下日本の教科書改革 |
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H. J. ワンダーリック(元南フロリダ大学副学長)著
土持ゲーリー法一(東洋英和女学院大学教授)監訳
広橋洋子ターカー・佐藤都子・中丸慈共訳
A5判上製・304頁
定価 |
:8,400円(税込) |
発行年月 |
:1998年9月 |
ISBN |
:ISBN4-472-11141-1 C3037 |
ジャンル |
:教育学・教育思想 |
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GHQ民間情報教育局教育課の教科書担当官として占領初期の教科書改革に関与した著者による実証的研究。当時のアメリカの担当官と日本の文部省の担当官は何を念頭に置き、どのような過程を経て戦後日本の教科書の礎を作り上げたのであろうか。敗戦直後の日本の学校および社会状況を再現した「歴史ドラマ」 |
主な目次
日本語版へのまえがき
日本占領の思い出(1945〜46)
一章 日本の教科書問題-1945〜46
二章 日本の教科書問題の背景
三章 明治時代と西洋の学習
四章 教科書の社会経済的および政治的役割
五章 『國體の本義』の重要性
六章 『國體の本義』の教化を支える教育制度
七章 『國體の本義』の教化のカリキュラム構造
八章 教科書による『國體の本義』の教化
九章 教科書局-『國體の本義』普及の道具
十章 日本の教科書の民主化傾向に対する障礙の除去
訳者あとがき
索引 |
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