<高等教育シリーズ54>
大学大衆化の構造 |
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市川昭午編
A5判上製・204頁
定価 |
:3,360円(税込) |
発行年月 |
:1995年10月 |
ISBN |
:ISBN4-472-10661-2 C3037 |
ジャンル |
:高等教育 |
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大学大衆化の問題は学術研究の水準維持の問題であるにとどまらず、国民大衆の教育問題であり、また家計の学資負担の問題、さらに私学経営の問題と多岐にわたる。本書は、こうした問題を追及するとともに、わが国の高等教育大衆化に存在する独自のメカニズムを解明する。 |
主な目次
大学大衆化と高等教育政策(市川昭午)「大学大衆化」の意味/大学大衆化のインパクトと政策的対応 大学審議会の答申について(玉井日出夫)「平成五年度以降の高等教育の計画的整備について」(答申)の概要について 女子高等教育進学率の変動(丸山文裕) 進学率の説明―教育消費論と教育投資論 私学助成の背景を現状(岩永雅也) 私学への公的補助の理念/政策手段としての私学助成 新設私立大学・短大の供給メカニズム(荒井克弘) 戦後の私立大学・短大の増加過程 私立大学・短大の新キャンパスの立地(屋敷和佳) 他 |
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