<高等教育シリーズ31>
私語研究序説 −現代教育への警鐘− |
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新堀通也著
A5判並製・244頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:1992年10月 |
ISBN |
:ISBN4-472-10221-8 C3036 |
ジャンル |
:高等教育 |
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大学生の私語は、決して大学の教室のなかにおける現象としてのみ捉えるべきではない。大学以前の教育、大学を取りまく社会、日本文化の問題であり、現代日本の教育への問いかけ、警鐘である。本書は、単に私語に悩む教師だけではなく、もっと広く大学教育、さらには教育一般に関心をもつ人々に問いかける試み。 |
主な目次
〔第一章 私語の研究〕私語の蔓廷 人気と実力 研究の意義
〔第二章 私語の概念〕私語の定義 日本人の公私感覚
〔第三章 大学以前の教育〕許容社会から懺悔社会へ 無邪気な反抗者たち
〔第四章 大学における私語の背景〕大学から失われた統制力 反主知主義の台頭
〔第五章 大学の住人たち〕教授の変容 学生ダメ論
〔第六章 不本意就学と私語〕不本意症候群 進学の未来学
〔第七章 私語の実態〕発生状況 発生条件
〔第八章 私語への対応〕発生原因 三つの対応 |
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