<高等教育シリーズ59>
カリキュラム論争 −アメリカ一般教育の歴史− |
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W.B.カーノカン著
丹治めぐみ訳
B6判上製・224頁
定価 |
:2,520円(税込) |
発行年月 |
:1996年2月 |
ISBN |
:ISBN4-472-09761-3 C3037 |
ジャンル |
:高等教育 |
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アメリカ大学のカリキュラムは、歴史観、市民社会の理想、ジェンダー、人種、民族問題などを反映しており、アメリカの教育と文化の粋といえる。本書では、継続中の激烈なカリキュラム論争の現状を過去に遡って検証し、古典派と近代派の間で繰り返されてきた書物戦争という観点から問題の本質を解きあかそうとする。 |
主な目次
チャールズ・エリオットとジェイムズ・マコッシュ 自由選択制対「三位一体」の学問古典派、近代派、そして一般教育の振興 人文主義の二つの流れ 『大学の理念』と『教養と無秩序』「大変革迫り来たる」 反動的改革のポリティックス、1884年〜1909年 両世界大戦間の年月 秩序の希求 「自由社会における」一般教育 ハーヴァード大学の「レッドブック」、「1960年代」、そして民主主義のイメージ 球体、周転円、そして「文化」の戦争 何をなすべきか? |
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