金田一春彦著作集 第十一巻 随筆編一 |
春夏秋冬の移り変りや月日の流れを、1つのことばに託して語る『ことばの四季』と『ことばの歳時記』。また日本全国の方言調査に従事した著者が、方言の魅力とその後世に残すべきことを説く『方言の世界』。著作集第十一巻は以上の3冊を中心に編集。ほかに「忘れがたき人々」を収録。滋味あふれるエッセイ集である。 |
主な目次
ことばの四季
春
夏
秋
冬
言葉と私
ことばの歳時記
一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
方言の世界
一 方言の魅力
くらしと方言
方言の魅力
二 方言の旅
関東人の言葉
中部のことば
奈良田郷のことば
民謡と方言
入間言葉さまざま
三 方言の研究とその応用
方言研究の動向
方言調査の方法
方言から出生地をあてる法
声のテープを聞いて
標準語から共通語へ
二つのアクセント辞典を
わたしの方言研究
二人の先生
金城さんの思い出
再生の恩人・西尾先生
*
柳田国男先生と国語学
言語時評
*
忘れがたき人々
I 恩師の教え/若き日の西見先生/中西先生と蚤 他
II 清津の酒/昔の大学教授 他
III ある天才のはなし/鉄線とシナノナデシコ 他
後記 |
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