金田一春彦著作集 第十巻 童謡・唱歌編 |
大正から昭和にかけて「十五夜お月さん」「七つの子」「青い目の人形」「赤い靴」など、多くのすぐれた作品を残した本居長世。本書は、<私は先生の作品に子供の頃から接し、音楽を愛する心を養った>として、この作曲家を師とあおぐ国語学者が、敬愛の念をこめて描いた伝記である。随筆集「童謡・唱歌の世界」を併録 |
主な目次
童謡・唱歌の世界
第一章 愛唱歌-愛唱歌をもつ人は幸せである
第二章 唱歌-この日本的なもの
第三章 童謡-世界に誇る文化財
第四章 童謡の歌詞-わらべうたから童謡へ
第五章 童謡の曲-童謡文化を築いた三大家
付 子守唄私論
十五夜お月さん
序章 童謡と本居長世
第一章 幼年時代
第二章 少年時代
第三章 音楽学校
第四章 首途
第五章 童謡作家に
第六章 花道を進む
第七章 本居長世の作品
第八章 移りゆく時代
第九章 その死まで |
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