金田一春彦著作集 第八巻 国語学編八 |
「私の方言研究は、昭和十二年の学校卒業と同時に始まった……方言研究の世界に足を踏み入れてみると、これは実にすばらしい学問分野である。私はほとんど夢中になった。」著者四十年の思索の跡をたどる『日本語方言の研究』と、他に「アクセントの分布と変遷」「東京アクセントの特徴は何か」など六つの論文を収めた。 |
主な目次
日本語方言の研究
方言と方言学
比較方言学と方言地理学
私の方言区画
辺境地方の言葉は果して古いか
東国方言の歴史を考える
島の言語
方言の文法
東京語の特色
関東平野地方の音韻分布
関東地方に於けるアクセントの分布
伊豆諸島の音韻とアクセントところどころ
静岡・山梨・長野県下のアクセント
愛・三・岐県境付近の方言境界線について
近畿中央部のアクセント覚え書き
書評・平山輝男著『全日本アクセントの諸相』
書評・楳垣実著『京言葉』
書評・国立国語研究所編『日本言語地図』I
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音韻・アクセントによる日本語の方言区画
音韻
アクセントの分布と変遷
標準アクセント習得の方法
東京アクセントの特徴は何か
房総アクセント再論 |
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