玉川大学出版部の本


金田一春彦著作集 第六巻 国語学編六

金田一春彦著

A5判上製・672頁
定価 :8,925円(税込)
発行年月 :2005年1月
ISBN :ISBN4-472-01476-9 C3380
ジャンル :文学・語学

「金田一春彦著作集 全12巻 別巻1」一覧のページ
著者・訳者・編者自身が本書を動画で紹介しています。 iiV Book Lounge

第六巻は、音韻について、著者の中核的な考えを記した「音声と音韻」を巻頭に、1965(昭和40)年度の日本言語学会での研究発表「高さのアクセントはアクセントにあらず」や雑誌に発表して論争を呼んだ「里親と砂糖屋」、「日本語アクセントの音韻論的解釈」など、金田一音韻論の集成である『日本語音韻の研究』を中心に編集

主な目次

日本語音韻の研究
 I 音韻一般について
  一 音声と音韻
  二 音韻論的単位の考
  三 音節・モーラ・および拍
  四 コトバの旋律
 II 日本語の音韻について
  五 発音から見た日本語
  六 「里親」と「砂糖屋」
  七 撥ねる音・詰める音
  八 ガ行鼻音論
  九 日本語のアクセントの特質
 III 日本語のアクセント観について
  十 日本語のアクセントの音韻論的解釈
  十一 東京語における「花」と「鼻」の区別
  十二 一型アクセントについての一考察
  十三 京阪アクセントの新しい見方
  十四 柴田氏の「日本語のアクセント体系」を読んで
  十五 私のアクセント非段階観
 IV 特殊な問題について
  十六 丁寧な発音の弁
  十七 川上氏のプロミネンスについて
  十八 英語の母音音素について
  十九 潜在アクセントの提唱
  二十 歌謡の旋律と歌詞のアクセント
 V 雑纂
  二十一 平山輝男著『日本語音調の研究』
  二十二 昭和三十五、三十六年度の研究展望
  二十三 有坂博士の思い出
鶏肋集
蛇足記
  *
連濁の解
方向観による平安朝アクセント
国語アクセントの地方的分布

後記

このページのトップに戻る

玉川大学出版部ホームページ

copyright