金田一春彦著作集 第四巻 国語学編四 |
日本語の発音・語彙・表記法・文法など、あらゆる角度から光をあて、日本語の面白さ、すばらしさ、そして欠点を具体的に解明する。第一次日本語ブームのきっかけとなった新書版のロングセラー『日本語』(1957年刊:のち新版として1988年刊)と『日本語セミナー5 日本語のあゆみ』(1983年刊)を収録 |
主な目次
日本語
序章 日本語はどういう言語か
I 世界のなかの日本語
II 発音から見た日本語
III 語彙から見た日本語
IV 表記法から見た日本語
V 文法から見た日本語(1)
VI 文法から見た日本語(2)
VII 日本人の言語表現
終章 日本語はどうなるか
日本語のあゆみ
I
昔の日本語・今の日本語
現代国語の性格
II
紫式部は『源氏物語』をどう発音したか
『平家物語』の言葉
「荒海や」の句の文法
江戸の言葉
私の『膝栗毛』鑑賞
III
日本語の古い発音を伝えるもの
国語史と方言
IV
日本語の性格はどうしてできたか
『万葉集』の謎は英語でも解ける
V
新村出博士の『国語学概説』
橋本進吉博士の生涯
後記 |
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