玉川大学出版部の本


金田一春彦著作集 第二巻 国語学編二

金田一春彦著

A5判上製・664頁
定価 :8,925円(税込)
発行年月 :2004年1月
ISBN :ISBN4-472-01472-6 C3380
ジャンル :文学・語学

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1964(昭和39)年から翌年にかけて「文藝春秋」に発表した「日本語は乱れていない」と「泣いて明治の文豪を斬る」は保守派文化人の反撃をうけ、国語問題の大論争に発展する。本巻には、この二つの論文を収めた『新日本語論』(1966年刊、のち1983年刊の『日本語セミナー 6』に再録)とその続編『日本語への希望』(1976年刊)、そして『日本語セミナー3 日本語の使いかた』(1983年刊)を収録。現代日本語の漢字表記(常用漢字)と現代仮名遣いの定着に関し、著者の果たした役割は大きい。

主な目次

正しい日本語
 日本語は乱れているか
 日本語教育について

日本語への希望
 日本語の特質
 日本語の理想
 日本語の正書法
 日本語の乱れについて
 ことばの感覚をめぐって
 言語教育のために
 方言と古語の問題
 日本語の散歩道

日本語の使いかた
 話しかた・書きかた
 コトバのはたらき
 話しかたの研究
 日本人の話しかた・書きかた
 言語生活五十年の歩み

日本語の型

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