玉川大学出版部の本


<西洋の教育思想 12>
ドイツ国民に告ぐ

J.G.フィヒテ (ドイツの哲学者)著
石原達二(元・山口大学教授) 訳

A5判上製・256頁
定価 :6,300円(税込)
発行年月 :1999年7月
ISBN :ISBN4-472-00421-6 C3337
ジャンル :哲学・思想

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祖国を愛するとはどういうことか。広い歴史的知見と洞察をもって、哲学者フィヒテがナポレオン占領下のベルリンで敢行したドイツ救国の講演。フランス文化に対するドイツ国民文化の優秀さを説き、これを、国民全体に広め、国民精神を涵養することがドイツ再興の道であると説いた教育立国論

主な目次

 訳者解説
第一講 緒論と全体の概観
第二講 新しい教育一般の本質について
第三講 新しい教育の叙述の続き
第四講 ドイツ人とゲルマン民族との間の主な相違
第五講 前述の相違による結果
第六講 歴史におけるドイツ的特性の解明
第七講 ドイツ民族の根源性と気質とのさらに深い把握
第八講 高い意味での国民とは何か、祖国愛とは何か
第九講 ドイツ人の新しい国民教育は現にあるどんな点に結びつけられるべきか
第十講 ドイツ国民教育のさらに詳しい規定
第十一講 この教育案は誰によって実施されるべきか
第十二講 主目的を達成するまで我々のとるべき手段について
第十三講の趣旨 前回の考察の続き
第十四講 結び
  名句抄
  フィヒテ略年譜

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