自然と健康
2013年・秋
インフルエンザ予防
−ワクチン接種について−

今年度もインフルエンザ流行のシーズンが近づいて来ました。年末から春にかけて重要なイベントが多い季節ですが、学校では毎年インフルエンザの集団感染がおこっています。インフルエンザを予防するために、積極的にワクチン予防接種を受けましょう。

ワクチン予防接種の効果および接種時期

ワクチン株と流行株が一致している場合、65歳以下の健常成人での発症予防効果は70〜90%です。日本では、インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行します。ワクチン接種後、効果が出現するまでに2〜3週間程度を要することから、11月中旬までにワクチン接種を受けるのが適切です。なお、個人差があるものの、ワクチンの効果は5ヶ月程度持続します。

*接種対象人数とワクチン供給数の問題より、健康院での接種は行っていません。近くの医療機関(クリニック)などで、予防接種を受けましょう。

予防接種以外のインフルエンザ予防法

  • 不摂生をせず、体調に気を配る。
  • 外出後の手洗い・うがいを励行する。
  • 必要以外のときは、人混みに行かない。
  • 人混みなどではマスクを着用する。
  • 38度以上の高熱などインフルエンザが疑われるときは、登校しない。
    近くの医療機関で診療を受ける。

学校生活では、個人の発症を予防すると同時に、集団感染を発生させないことが重要です。一人一人が気をつけて、インフルエンザの発症と感染の拡大を防ぎましょう。

健康院長 庭野 裕恵


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