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自然と健康 | |
2008年・春 「BMI」で健康づくり |
「BMI」。何のことだかご存知ですか?BMIは”Body Mass Index”(ボディ マス インデックス)の略で、肥満指数を表しています。そして、この数値は身長と体重から計算することができます。「肥満」とは、脂肪が一定以上に多くなった状態のことを指します。日本肥満学会の判定基準では、統計的にもっとも病気にかかりにくい数値であるBMI=22を標準、25以上を肥満としています。そして、肥満度をBMIの数値から4つの段階に分けています。例えば、身長が160cm、体重が52kgという場合、BMI値は20.3で、普通体重。同じ身長で体重が70kgなら、BMI=27.3で肥満1度。体重が90kgならBMI=35.1で肥満3度となります。 では、なぜ肥満がいけないのでしょうか。大きな理由は、高血圧や高脂血症、糖尿病などの病気にかかりやすくなってしまうことです。逆に、標準体重であるBMI=22の人は、統計的にみて病気にかかりにくいことがわかっています。標準体重は、「身長(m)×身長(m)×22」の計算式で求めることができます。身長160cmの人なら、この式にあてはめて、56.3kgが標準体重となります。 計算式をまとめておきますので、皆さんもぜひ自分のBMI値、そして標準体重を計算してみてください。自分の今のBMIがいくつなのか、そして標準体重がどれくらいなのかを知り、もしも「肥満」に当てはまってしまったら、その標準体重を目標として、日々の健康づくりに役立ててみてはいかがでしょうか?
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