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人文科学研究施設研究員による新刊のご案内(18.10.3)
三井善止編著 『他者のロゴスとパトス』 玉川大学出版部より発刊(定価:4,410円・税込)
概要 |
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本書は「他者」を人文科学研究施設の課題研究としてとりあげ、その研究成果として発表されたものです。本書は十二章からなっています。各章はそれぞれに独立性はありますが、これらが「他者」テーマをめぐって有機的・立体的に構成されています。本書の書名が『他者のロゴスとパトス』となっているのもその点を強く意識してのことであり、他者を単にロゴス面だけではなく、パトス面をも網羅して問題とし、積極的に、その全領野にわたって論じています。 |
執筆者と担当内容:
第一章 |
三井善止 |
他者の本来性とその成立基盤 |
第二章 |
納富信留 |
他者との対話としての哲学 |
第三章 |
山口修二 |
カント哲学における他者の問題 |
第四章 |
岡本裕一朗 |
「他なるもの」としての近代 |
第五章 |
河野哲也 |
他者問題とクオリア |
第六章 |
土井健司 |
他者論としてのフィランスロピア |
第七章 |
小田部進一 |
ルターの神学思想と他者 |
第八章 |
池田智 |
移民をめぐる文化多元主義と他者 |
第九章 |
今井夏彦 |
他者としてのユダヤ人 |
第十章 |
森良和 |
「他者」のハーヴァード |
第十一章 |
法月敏彦 |
演劇芸術における「他者」 |
第十二章 |
笹川隆司 |
他者との融合としての「演奏」 |
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