コーネルフォト日記−7(4月28日)
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実験場所は,当初のキッチンの隣から,別棟(車庫兼用)の観察室になりました.観察室(7X3.5m)の中は,5つの窓に各1基ずつ観察巣箱を設置できるようになっています.観察巣箱の架台はL字型の木製の簡単なもので,巣箱の下に足が入るので,長時間観察が楽です.壁の下部にあるヒーターで観察室を25-28度に温めることができます. |
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色の調合を終えたら,今度は蜂を用意します.巣房の蓋を破って羽化してくるものや,羽化したてで,まだ毛がふさふさしていて,巣板上をぎこちなく歩いているものを手で捕まえて(茶色い洗い桶に放り込んでいます)持ち帰ります. |
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この日は,胸部と腹部の色の組み合わせで個体識別ができるようなマークをしました(5色なら5x5で25匹の個体識別が可能です).マークした蜂を巣箱に導入し終わったところでクースにポーズをとってもらいました(彼の観察巣箱がキッチンの隣に設置されました). |
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ところで,アメリカでは,女王蜂を何匹かの働き蜂と一緒に左上のようなケージに入れて,普通の郵便物とて送ることができます(学生の実験用にテキサスから数匹購入). |
![]() 表のラベルには,生女王蜂:遮光,換気,室温,殺虫剤禁止,X線禁止と注意書きがあり,下には,州の監督局が,この業者に関する腐蛆病検査の結果(無発生)の証明をしています.病気がないことがミツバチの移動条件なのはどの国でも変わりません. |