来訪の記念にサインをいただきました(右)
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ウクライナのヴィクトル・ユーシチェンコ大統領がやってきました.一か月前に外務省から突然届いた電子メール.そこにはウクライナ大統領の来日に際して,日本のミツバチを見たいという希望を叶えて欲しいと書かれていました. 大学として,一国の現役国家元首を迎えるのは初めてのこと,事前に2度にわたるコステンコ駐日大使による下見や打合せもあり,またお忍びとはいえ,物々しい警戒も必要で,当日は時間にすれば3時間ほどの訪問でしたが,私たちにとっては大きなイベントでした. ただ,大統領は本当にミツバチが大好きで,気さくな人柄.存分に楽しんでもらえました. |
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重箱式のニホンミツバチの巣箱には大変興味を持ったようです.各部品を取り出して詳細に調べていました. | |
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AY式のニホンミツバチ用巣箱を吉田教授に開けてもらいました.手が出そうになるのを抑えながら見学. | 内蓋を軽くたたくと,そこにいたミツバチが列になって巣箱の中に入っていきます.それを見て「教育が行き届いている!」. |
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縦長のニホンミツバチ用巣枠.やっぱり手が出てしまいました.カメラか手か質問か,忙しい見学でした. | セイヨウミツバチの交尾用の巣箱を観察.自身も300群飼っているというこで,何を見ても興味津々の様子でした. |
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小野教授からオオスズメバチを見せてもらいました.針金で固定されていても,まわりはおっかなびっくり. | ミツバチの協力が得られず,実演はかないませんでしたが,蜂球による対スズメバチ戦略について説明を受けました |
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遺伝子解析室では,学生が卒業研究でやっている,ミツバチの卵への遺伝子導入を見学しました. | 実際に顕微鏡をのぞきながら,小さな卵に語句微細な針を刺してのマイクロインジェクションに挑戦しました. |
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かなり真剣.卵にガラス針を突き刺し,遺伝子を導入します.左側のモニタにその様子が映し出されています. | 遺伝子が注入できたかどうかは,同時に卵の中に注入される青い色素で確認できます.どうやら見事に入ったようです. |
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お土産にスタッフの著書数冊とハチミツ(実験蜂場特製です)やオオスズメバチなどの巣をお渡ししました. | 代わりに,専用機で持ってきたという伝統的な巣箱と,それに関する本(上)などをいただきました. |
来訪の記念にサインをいただきました(右) |
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親愛なる蜂友の皆さんへ! ミツバチを愛しながら,進めておられる研究・仕事に感激しました. お目にかかれたことを心から喜んでいます. ウクライナのミツバチに関わる人々をぜひ訪問して下さい.招待いたします. 心を込めて ウクライナ大統領 ユーシチェンコ |
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![]() (蜂場でミツバチを見ている大統領の写真が掲載されています) |
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