春日 幸生

教授

大学卒業後,自動車会社研究員や大学研究所勤務を経て
1992年より本学に勤務.
1998年から1999年にバーミンガム大学に
客員研究員として滞在.

研究分野 : 塑性加工(塑性加工学会)
      接合(接合複合分科会)
      機械工作(精密工学会)

研究業績

E-mail:kasuga@eng.tamagawa.ac.jp
◆コメント◆

 材料加工は,変形加工(圧延,鍛造,プレス成形など),除去加工(旋削,研削など),付着加工(溶接,めっきなど)に分類されます.
 身の回りの工業製品を見ると,金属やプラスチックなどの素材がベースとなって作られていることに気付きます.具体的には,パソコンのフレーム,鉄道車両の車体,自動車の外板パネルなど沢山あります.
 当研究室では接合や解体工程に注目して研究を行っています.

 もう少し専門的に,自動車などを例にして加工法を紹介します.自動車の外板は板成形され,スポット溶接などにより接合されます.長尺な部材の製造にはロール成形が有利です.接合法としてはボディのアルミニウム化にともない,リベットを用いた接合や,板同士を直接接合する方法も注目されています.

解体・リサイクルのためには,接合強度や接合性に加えて,解体し易さが求められるようになってきました.これらの分野に興味のある方をお待ちします.


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