−チェスキーとは−
チェアスキーとは、足に障害を持つ人がバケットシート(外側はFRPやカーボンなどで出来ており、内側はスポンジなどやわらかいもので出来ている。そのため座った人の体がフィットするようになっている。)に座り、普通のスキー板を1本だけ取り付けて滑るスポーツに使う道具(Fig1)。スキー板は一般的なビンディングが付いていればどんなスキー板でもチェアスキーに取り付けることが出来る。取り付け・取り外しもスキーブーツを取り付ける時と同様にワンタッチで行うことが出来る。
チェアスキーには、人間の膝の代わりとして衝撃を和らげるスプリングとショックアブソーバーが付いている。手にはストックの先にスキー板のようなものがついているアウトリガーを持って滑る。アウトリガーはワンタッチでストックのようになり、先端に歯がついているので、雪面をアウトリガーで押してやることにより平らな雪道も進むことが出来る。
リフトに乗る際にはリフトアップしてそのまま乗ることができる。リフトアップをするときにもアウトリガーで座席部分を押し上げるようにしてやるとガスダンパーの力が補助となり簡単にリフトアップすることが出来る。リフトから降りる際には、人間の体重でガスダンパーが自然と圧縮されるのでリフトから降りるだけで走行時の状態になることが出来る。
Fig.1 チェアスキー全体図
−関連資料(2001年現在)−
色々なスキー具
「日本チェアスキー協会」会員数
全国(沖縄を除く) 302人
内神奈川県関係者数
64人
チェアスキー使用に理解のあるゲレンデ
Table.1ゲレンデ情報
チェアスキー使用可能にあがってないスキー場ではだめといわれたわけではなく、情報があがっていないので可としていません。
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