フランス留学制度


外国語学科フランス語コースには短期・長期のフランス語学留学制度があります。留学先はグルノーブル第3大学(UNIVERSITE STENDHAL-GRENOBLE 3)付属のフランス語学大学センター(CENTRE UNIVERSITE D'ETUDES FRANCAISE)−通称「キュエフ(CUEF)」。



短期語学留学
 毎年3月、4週間の語学研修、午前中週20時間の集中語学講座、午後からはラボ、コンピューターを使って自習できます。クラスは15名まで、世界各国からの留学生とともに学びます。最初にテストがあり、レベルに応じたクラスに分けられます。文化活動としてクッキング・クラス、旅行、スキー、日本語学科の学生との懇談会などがありあます。グルノーブルでの研修の後、3泊4日のパリ滞在。自由行動ですが、最後にセーヌ川のバトー・ムッシュで夕食会を催します。費用は約45万円。フランス語コースの1年から3年次まで、15名を限度として自由に参加できます。1996年度は8名、1997年度は14名、1998年度は11名の参加がありました。参加者には、海外特殊研究として2単位が認定されます。


長期留学
 3年次第6セメスターの半期間(9月〜1月)の語学研修。中級レベルの語学力が必要で、3年次の留学希望学生の中から、テスト、GPAの成績、仏検免状などを考慮して選考を行い、数名を選抜します。1998年度は8名。
 授業は週12時間の語学講座と週6時間の講義(文学、歴史、映画、美術、経済)。世界各国の留学生とともに学びます。
 宿泊はホスト・ファミリー、大学寮、女子寮の中から選べます。
 費用は授業料が約25万円、ホスト・ファミリーが1ヶ月約7万5千円(2食付き)。玉川大学には在籍料として学費をおさめることになります。
 文化活動もいろいろあり、自由に参加できます。ニースのカーニヴァル、ロワール川の城巡り、コート・ダジュールなどの旅行、ボージョレ・ワイン祭り、スキー、テニス、水泳などのスポーツ、クッキング・クラスなど。
 試験の結果により、最大限20単位まで玉川大学の単位として振替認定されます。


グルノーブルとキュエフ
 グルノーブルは、フランス南東部イゼール県にある、人口約40万人(都市圏を含む)の中都市。学園都市ともいわれ、約5万人の学生がグルノーブル大学で学んでいる。1968年の冬季オリンピックで知られるように、スキーの観光地としても有名。スタンダール、シャンポリオンの生地。トラムウェイが走り、大学へは街の中心から10分で行く。
 キュエフは100年の歴史を持ち、フランス語教育ではフランスでも有数の語学センター。毎年世界70ヵ国、約3000人の学生が学んでいる。皇太子妃の雅子さんもここでフランス語を学ばれたという。

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