縄文時代の家は時代によって円形や四角形に変わりました

草期の住居(9500年前)

 

鹿児島県「上野原遺跡」の復元住居

その内部.柱構造ではなく壁だけでできています.道具がおいてありますね.

 

前期の住居(5000年前)

前期の住居は主に「四角」の形をしています.

発掘して出てきた前期の住居あとです.どうです四角いでしょ.大きな溝は調査のために掘った穴です.

中期の住居

後期/晩期の住居

晩期の住居は発見例が少なく分からないところもあります.それは,それまで高台の上にあった集落が,晩期になって低地に移ったために,それまで「縄文時代の遺跡は低地にはない」という常識から,あまり低地に注目されることがなかったからだと思われます.