コーネルフォト日記−24(10月25日)
紅葉も色を失いつつあり,いよいよ冬の到来です.今年,リデル付近ではは10月15日に初霜が降り,その後,24,25日と連続して厚い霜がおりました.その頃から再三降雪の予報がでていたにもかかわらず,結局10月中は空振り(空降り?)でした.本当は初雪を待って,晩秋から初冬への流れとして掲載の予定でしたが,まずは霜だけで,晩秋の雰囲気を伝えてみます.右は霜のついたトネリコの枝. |
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24日の霜は厚く,リデル前の芝もまっ白でした.普通の霜なら,日が当たれりはじめると,すぐに融け始めて,日向と日陰に境界線ができますが,この日は最低気温が−4.4度(8時)と寒かったせいで,融けるのが遅いようでした.10月になってから最後の?芝刈りがありましたが,刈り跡も新しい芝(先端がとがっていない)は,結構根元の方まで霜に覆われています. | |||
近くの藪もまっ白.紅葉していた灌木の葉も,色を失っています.カエデの葉は風もないのに,かさり,かさりと音を立てて落ちていました.音に情緒を感じないでもないんですが,テンポが早すぎます.落ちて日が当たって表面の霜は融けているのに,縁取りの部分はなかなか融けません. | |||
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霜のつき方は,気温と風当たり,植物の向きや,それが木立の下なのか,オープンなところなのかによって大きく影響されますが,植物の表面構造によっても,霜の結晶の成長が多様になります.見かけのちがいは,晩秋の朝のちょっとした楽しみにはなります(寒いけど). 右は枯れ残った茎に,まるで試験管ブラシのようについた霜.茎を軸に放射状に伸長する氷の結晶は長さが最大1cm近くにもなります. |
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Piglet Cornerのトネリコの木(日記2=4/4掲載)の周囲ももちろんまっ白.霜は落葉を加速させます.下左は23日に撮影,右は28日に撮影.まだ左半分には残っていた葉も,この5日間で完全に落葉して,丸裸になってしまいました. | |||
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