My Love Cars

 

 作者の物ではなく、作者の親父の物である。(学生である作者に自動車を養う経済力なぞ無い。)
5ナンバークラスの乗用車のなかで、最大の車の一つ。
 しかし、図体が大きい割には、けっこう瞬敏に走る。排気量2000、135馬力の直列6気筒DOHCエンジンは、いままでに、クラウンに載せられた物の中で最高の設計の物であると、かつてトヨタの設計主任であった親戚の人が言っていほどの代物。
 なお、作者は、親父がクラウンを買うと言ったとき、てっきり3ナンバークラスの物を買うものだと思っていたため、ひどく失望した記憶がある。

 

 作者が自前で購入した初めての原動機付きの乗り物。
中古でこの類のバイクを探そうと船橋中を汗水流して自転車で駆けずり回った結果、これを見つけた。本当は、ホンダのスーパーカブが欲しかったのであるが、中古でも15万円もしたので泣く泣くあきらめた。
 見つけた店は、14号線にある小さなバイク屋で、ヘルメット付きで全てひっくるめて9万円で購入した。店のおっさんは、ちゃんと整備してあるから問題無いといっていたにもかかわらず、買ってから1月程してエンジンオイルを優れたものに変えようとしたとき、でてきたオイルは、あまりにもドス黒かった!ギアの入りも悪く、時折変速しないと言うことがしばしば起こり、最近では、一週間程ほったらかしにしただけで、エンジンのかかりがとても悪くなってしまう上に、エンジンが暖まる1〜2分間は、やたらとエンストするようになった。
 ちっくしょぉぉぉぉ!○○モーターのばっきゃろぉぉぉぉ!!何が整備してあるだぁぁぁぁ!!!金かえせぇぇぇぇ!!!!
と叫びたくなる今日このごろである。

 このバーディーなるバイク、関東地方ではマイナーな部類に入るみたいだ。道を走っていても全然見かけないし、そば屋や新聞屋を見ても配達用に使われているものは皆、ホンダやヤマハの代物ばかりである。しかし、親父の実家がある長野県では、反対にこのバイクばかりが目立った。配達等、業務用のバイクはほとんどがこれでありホンダやヤマハのこの類のバイクは全然見かけない。中には10年以上前のタイプであろう物も、どっかのじいさんが運転しているのを見かけた。

 親父の話によると、メーカーの間でこの類のバイクの販売領域なる縄張りが決まっているらしい。おそらく関東地方はホンダとヤマハ、中部地方はスズキとなっているのであろう。資本主義のこの日本でこのような談合まがいの取り決めがあるのは、あまりいい気分がしない。ただでさえ、建設業者のこのような体質が世界中の非難の的となっているのに・・・・。
 とにかく、このバイクは現時点で調子が悪いため、12月頃エンジンのオーバーホールを予定している。

 ステルス戦略爆撃機ではない。黒い車体なので作者は”ブラック2”と呼んでいる。中学生の頃にも同じ様な黒色の自転車”ブラック1”を持っていたが、鍵をかけ忘れたため盗まれてしまった。
 ゴミとして捨てられていた物を作者が改装、修繕したものである。3段変速システムがついているため、強風や坂道でも楽々走ることができる。拾ってきたときには、フロント・フォークが曲がり、後輪のスポークが一本折れていたので、もっとまともな物を探してくればよかったかもと、今では少々後悔している。

 

 2度までも盗まれたにもかかわらず、2度までも家に戻ってきたためこの名前がついた。高校3年から一昨年まで通学用に使っていた代物である。この自転車は、作者が中学3年の頃母親が購入したものである。作者が高校3年の時自転車を乗りつぶしてしまうまでは、母親が使っていた。濃い茶色のボディゆえか、少々錆びているものの、あまり痛んでいる風には見られないし、昔の自転車らしくかなり頑丈に作られている。最近、錆びきってしまった車輪両方を交換した。もともと変速機付きの自転車ではなかったが、後輪を変速機付きの新しいものに交換したため、3段変速が可能となった。現在、再び母親が使っている。


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